【草の根】日中合同の中国人墓地清掃活動「両国には助け合いの物語が数多くある」 中国駐長崎総領事ら参加《長崎》

長崎市で24日、恒例の中国人墓地清掃が行われました。

約2000柱が眠る、中国人墓地に生い茂った草を刈っていきます。

1974年から続く「稲佐悟真寺 国際墓地」での清掃活動。

陳 泳 中国駐長崎総領事やボランティアなど、約150人が参加しました。

各地で日中の交流イベント中止が続く中、参加した陳総領事は…。

（陳 泳 中国駐長崎総領事）
「(清掃活動への参加は）先人を忘れず、中国と中国民に対する友好感情を表していると思う。両国には助け合いの物語が数多くある」

50年以上続く取り組みに感謝の意を示すとともに、民間交流の重要性を語りました。

（参加者）
「長崎くんちで唐人船を回している。先人の偉大な先輩たちに、感謝の気持ちを込めて清掃に参加した。
市民レベルでは、中国の皆さんと交流をしていかないといけないと思っている。
手と手を取り合って頑張っていく」

日中関係に緊張が走る中、県内では、草の根の交流を深めていました。

[NIB 長崎国際テレビ]
2025/11/24(月) 12:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/02c59998a61d0b8ee63f552b3ee7617e63122e22