参政党・神谷代表の質問時間３分は少なすぎ、立憲の時間減らせの声

高市早苗首相と野党４党の党首による国会党首討論が２６日、行われた。立憲民主・野田佳彦、国民民主・玉木雄一郎、公明・斉藤鉄夫、新規参加した参政・神谷宗幣の４代表が討論に臨んだ。

　計４５分間のうち、最後の神谷代表の持ち時間はわずか３分だった。

　神谷氏はコップの水を飲むと、早々に「参政・神谷宗幣です。いま国民は政治とカネの問題や議員定数より国力が落ちて生活が苦しくなっていると感じています」と討論に入り、「国民の情報や富を奪って国に損害を与えている行為を止めたい」として「スパイ防止法」について高市首相の見解を聞いた。

　高市首相は「インテリジェンス、スパイ防止関連の法制を作らないといけない。現在考えているのは基本法、外国代理人登録法、ロビー活動公開法などで、今年検討を開始して速やかに法案策定をすることを考えております」と述べた。

　１ターン終わったところで、時間は残り３６秒。

　神谷代表が「失われた３０年、根本的原因は？」と聞くと、高市首相が「バブル崩壊して、その時に不良債権、金融システムの問題があり、リーマンショックもありました。外的要因もあり、企業がお金を溜め込んでなかなか設備投資や人的投資など使えなかった、その状況が貧困を招いたと思っております」と述べた。

　ここで８秒オーバー。神谷代表が何かを言いかけたが、委員長が「以上、以上で神谷宗幣君の発言は終了いたしました」と告げ、強制終了。議場がざわつき、微妙な拍手が起こり、固まった神谷代表は苦笑しながら退席した。

　ネットでも話題に。「３分は何とかならないもんだろうか」「ウルトラマンより短かった」「本当に神谷の質問３分で終わって草」「神谷さん悔しそうだったね」「常識的に考えても『３分』では、『討論』なんて出来ない」「そもそも４５分と言う時間設定が問題」「おかしくないか」「３分って無理じゃん」「３分は、流石に可哀想ｗ」「なんで参政党３分なんだ？」「党首討論見たけどありえないわ。時間短すぎ」と反応する投稿が相次いだ。