コシヒカリの故郷、新潟で習った…「パック包装」プレミアム米を出した韓国漆谷郡
◆1・2人世帯の生活パターンに合わせて包装
26日に紹介された「プレミアム漆谷ハルメ米」は1パックが一日3食分・300グラムで真空包装されていて、切れ目から切って炊飯器に入れれば簡単にご飯を炊くことができる。1・2人世帯の生活パターンに合わせた新しいコメ消費方式に合わせた。
今回の製品開発の出発点は3月の新潟県訪問だ。漆谷郡と地域農協・農業技術センターは現地ベンチマーキング過程で「コメも生活方式に合わせて変わるべき」という結論に達した。帰国後すぐに40農家(20ヘクタール)が参加するプレミアム生産団地を準備した。
団地を造成した後、最も大きな悩みは「どの品種でプレミアムを作るか」だった。複数の品種を検討した末、ブレンド米の「ミホ米」が最終的に選択された。ミホ米はツヤと弾力が良く、全体的に味が優れた品種だ。
◆コメ全量の純度・たんぱく質含有量の分析
品質管理も強化した。参加農家が納品するコメの遺伝子(DNA)を全量分析し、品種の純度を100%確認する。また、たんぱく質含有量(6.0%以下「秀」等級基準)と完全米率まで共に検査し、基準に達しない農家は除く。単純な標本検査でなく「全体を分析して合格したコメだけをブランドに入れる」方式だ。
漆谷郡農業技術センターの関係者は「コメのDNAを全農家に適用する地方自治体は漆谷郡が唯一」と話した。実際、今年生産された「プレミアム漆谷ハルメ米」は品種の純度とたんぱく質含有量ともに上位等級だった。
包装システムも新しく構築した。慶北科学大学の包装技術研究センターに1時間あたり800個を生産する真空包装ラインを設置して農家と共有する。「プレミアム漆谷ハルメ米」はここで統一された基準に基づき300グラム・1キロに分けて包装される。漆谷郡はこのシステムを活用し、今後、一般農家の小包装商品化も支援する計画だ。
小包装戦略はギフト文化の変化にもつながると、漆谷郡は期待している。見舞いや旧正月の飲み物ギフトセット文化を、1パックずつ使えるプレミアム米ギフト文化に変えるという目標だ。1パック基準が3人分であり、20パックで構成されたギフトセットは1カ月分になる。
「プレミアム漆谷ハルメ米」は漆谷郡地域の農協ハナロマートと慶北高速道路の漆谷サービスエリアでまず販売される。
金載昱(キム・ジェウク)漆谷郡守は「いまはコメも時代のニーズに合わせるべき」とし「小さくて新鮮で必要なだけ消費する流れに合わせて新しいコメ文化を作っていく。漆谷がコメ消費パラダイムを変える最初の事例になるだろう」と述べた。
中央日報日本語版 2025.11.27 10:53
https://japanese.joins.com/JArticle/341533

引用元: ・コシヒカリの故郷、新潟で習った…「パック包装」プレミアム米を出した韓国漆谷郡 [11/28] [ばーど★]
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