「ミクシィ」で知り合った相手に仮想通貨5438万円だまし取られる　神戸の48歳女性

　ＳＮＳアプリの「ミクシィ」で知り合った何者かに暗号資産（仮想通貨）の投資を持ちかけられ、５４３８万円相当を詐取されたとして、神戸市須磨区に住む無職の女性（４８）が２日、兵庫県警須磨署に被害を届けた。

　署によると、女性は１０月初旬ごろ、同い年の日本人男性を装う何者かとミクシィで知り合った。ＬＩＮＥ（ライン）でやりとりを重ね、相手から「言ったとおりにすればもうかる」と暗号資産の投資を勧められた。

　女性は指示に従って暗号資産を購入。運用アプリも紹介され、１１月２４日までに計１７回、指定された口座に送った。その後、女性が出金しようとすると、アプリの運営側から「入力ミスでエラーが発生した」と指摘され、解除するための費用として２千万円を求められたという。

　さらに追加の請求があったため、詐欺を疑って署に相談した。