東南アジアでの信頼感調査 日本信頼できる66.8%、EU51.9%、米47.2%、中国36.6% 中国の言動裏目
中国に不信感を抱くとの回答は41.2%-ISEASユソフ・イシャク研究所
アジアの安全保障地図を塗り替えようとしている中国だが、新しい地図は意図した形にはならないもようだ。
南中国海での放水銃による威嚇から台湾を巡る強硬な言動といった中国の振る舞いが、かつては想像できなかった安全保障環境を生み出している。アジアの周辺国が歓迎しているのは、地域の安定に寄与する役割を高めつつある日本だ。
(略)
現在、日本は東南アジアで最も信頼される大国として一貫して上位に位置している。
シンガポールのISEASユソフ・イシャク研究所がまとめた25年東南アジア情勢調査によると、日本の信頼度は66.8%と、昨年の58.9%から上昇した。回答者は、日本が国際法を尊重することや経済力が評価の背景にあると述べている。
東南アジアでの信頼感
主要国の中では日本が最も信頼されている
長年にわたる安定した開発支援と予測可能な外交が奏功し、中国経済台頭のはるか以前から日本は信頼できるパートナーだった。
10年に日本を抜いて世界2位の経済大国になった中国には、より複雑な感情が向けられている。
同調査では、中国に不信感を抱くとの回答が41.2%に上った。経済力や軍事力を用いて、回答者が住む国の主権を脅かしかねないとの懸念が多く挙げられた。
ソフトパワー
中国は東南アジア最大の貿易相手国だが、日本のソフトパワーの方がはるかに強固だ。スタジオジブリやハローキティなど、日本のポップカルチャーは大きな魅力となっており、日本を訪れる観光客も記録的に増えている。
また、日本のインフラ事業は透明性が高く、政治色が薄いと評価される。中国資本によるインドネシア高速鉄道「ウーシュ」は問題続きだ。インドのムンバイ・アーメダバード間の日本支援による新幹線計画と比較すると、その違いが際立つ。
どちらも計画の遅延はあるが、インドは中国の海外案件にしばしば付きまとう不透明な資金調達や論争には悩まされていない。
東南アジアの若い世代にとって、第2次大戦はすでに遠い過去だ。彼らの関心は現在だ。中国の南中国海を巡る野心や急速な軍備拡張、そして自国への「侮辱」と見なした行為に対して経済報復を行う中国の姿勢は、いずれも警戒すべき理由だ。
より強い日本は、より安全な東南アジアにつながる。日本はすでに南中国海の係争海域で航行の自由作戦や共同演習に参加しているが、地域各国の海軍との能力構築をさらに深める余地がある。
フィリピンやインドネシア、マレーシアの沿岸警備隊への巡視船供与のような取り組みを継続し、監視や海上の国境パトロールに関する訓練提供も続けるべきだ。
東南アジアはこれまで、米中のいずれか、あるいは今であれば日中のいずれかを選ぶことは望まないとしてきた。しかし中国の行動は、日本を単なる選択肢ではなく、必要不可欠な存在にしつつある。
全文はソースで
https://www.bloomberg.com/jp/news/articles/2025-12-05/T6Q4ZCT96OSI00
引用元: ・東南アジアでの信頼感調査 日本信頼できる66.8%、EU51.9%、米47.2%、中国36.6% 中国の言動裏目 [12/6] [昆虫図鑑★]
信用できない 41.2%
すげーなwwwww
The post 東南アジアでの信頼感調査 日本信頼できる66.8%、EU51.9%、米47.2%、中国36.6% 中国の言動裏目 first appeared on Tweeter BreakingNews-ツイッ速!.

