「溜まっていたんです」コロナ禍に風俗通い！　元時津風親方、障がい者マークを偽造し違法駐車で初公判　過去に野球賭博や友達と麻雀も

「二度とこういうことのないように生活していきます」

法廷で元力士の男性は、こう言って反省した。

【美人女将写真も】「溜まっていた」…！元時津風親方「風俗店通いと違法駐車」土下座画像https://friday.kodansha.co.jp/article/184985/photo/6b8c2181?utm_source=yahoonews&utm_medium=referral&utm_campaign=partnerlink

12月３日、東京地裁で有印公文書偽造などの罪に問われている坂本正博被告（52）の初公判が開かれた。坂本被告とは幕内力士として十両優勝２回、技能賞４回受賞をはたし、引退後は後進の指導にあたった元時津風親方（以下、親方）のことだ。公文書を偽造し、違法駐車を続けていたとされる。

「事件は’25年２月に起きました。親方は東京・墨田区内で、カラーコピーした『駐車禁止除外指定車標章』を車のダッシュボードに置き路上駐車していたとされます。同章は身体の不自由な人を対象に都道府県の公安委員会が交付し、提示していれば駐車規制が免除されるんです。

初公判で、親方は『間違いないです』と起訴内容を認めました。検察側は『自己中心的で身勝手だ』とし懲役１年６ヵ月を求刑。違法駐車を繰り返していたとみて、『常習性が認められる』と非難しています。一方の弁護側は執行猶予を求め、即日結審しました」（全国紙司法担当記者）

親方は、過去にもたびたびトラブルを起こしている。日本相撲協会のガイドラインに３度も違反し退職勧告を受けていたのだ。本誌は退職直後に親方をインタビュー（『FRIDAY』’21年６月18日号）。ファンへの謝罪の意味を込め、土下座姿を見せていた。親方が本誌に語っていた反省と弁明を振り返りたい――。

◆「軽い気持ちでした」

親方が最初に規律違反したのは’10年６月のことだ。野球賭博に関与し、親方として役職最下位の平年寄に降格した。親方はこう語っている（以下同）。

「軽い気持ちでした。甘い認識で賭博に関わったことを反省しています」

２回目の過ちは’20年９月。新型コロナウイルスの影響から、相撲協会のガイドラインで不要不急の外出が禁じられていたにもかかわらず、友人に誘われ宮城県で行われたゴルフコンペに参加。さらに地元（長崎県五島市）に帰省するため、福岡県に移動し数日間滞在した。

「台風の影響で、東京に戻れなくなってしまったんです。協会は事実を把握していたようで、福岡滞在中に『ゴルフに行っただろ！』と電話で叱られました」

親方は同年９月場所中の謹慎を命じられる。謹慎期間中には急性膵炎を発症。３週間ほど寝たきりの生活となり、食事もできず20kgも痩せたという。

さらに’21年１月。『週刊文春』（同年２月４日号）に、初場所中に東京・赤坂（港区）にある雀荘や、新橋（港区）の風俗店に連日通っていたと報じられた。

「本割が終わった後、赤坂にある知人の事務所に行っていたのは事実です。そこは雀荘の認可を受けていますが、雀卓が１台あるだけ。一般の人は受け入れていません。仲間内で麻雀をしたことはありますが、場所中はやっていない。報道は間違っています。雑談して、食事をしただけです」

◆「通っていました」

新橋の風俗通いについては……。

「恥ずかしながら、通っていました。当時は妻との関係がギクシャクし、急性膵炎の入院生活のストレスもあった。いろいろ溜まっていたんですよ……」

『週刊文春』の報道後、親方はスグに退職届を相撲協会に提出する。

「さすがに３度目の規律違反ですからね。ケジメをつけようと覚悟しました。その後、部屋の２階に力士たちを集め報告。『退職になると思う。申し訳ない』と謝ると、シーンとしていました」

’21年２月、相撲協会は時津風親方に退職勧告と退職金30％減額の処分を下す。だが、騒動はこれで収まらない。夫人と離婚することになったのだ。

「何度も規律違反をし、そうとう怒っていましたからね。私は部屋の個室で寝泊まりし、妻は自宅にいたのでコミュニケーションも少なかったんです。自業自得です」

度重なるトラブルで協会から去り、家族も離れていった親方。冒頭で紹介した事件で、さらに社会的信用まで失った……。判決は’26年１月14日に言い渡される予定だ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/245747cce74eb2d2c9882364d98541711568b46b