中国で『鬼滅の刃』上映続いたのは習政権の迷いか 日本アニメ規制に強い反発
ただし日本のアニメやゲームには、中国国内に根強いファンが多く存在します。そのため、こうした規制は結果として習近平政権への不満を高める要因にもなっているようです。今後、中国政府がこの矛盾とどう向き合うのかが注目されます。
ココがポイント
人気エンターテインメントの象徴を攻撃すれば、世界の多くの人々が考える対立の構図は鮮明になる。
出典:TBS CROSS DIG with Bloomberg 2025/12/9(火)
日本のエンタメへの対応は現時点ではちぐはぐだ(中略)国民感情の過度な悪化を警戒している可能性もある。
出典:時事通信 2025/12/7(日)
中国政府としては、不景気で苦しむ国民の不平不満を、日本に向けさせる意図もあるのかもしれないとの指摘は多い
出典:プレジデントオンライン 2025/12/8(月)
中国側の対応には「明らかにやりすぎで、オウンゴールのような感じだ。中止でなく『延期』と言えばいい
出典:ABEMA TIMES 2025/12/7(日)
エキスパートの補足・見解
中国政府は国策として「海外アニメを排除、国産アニメを育成」方針を推進しています。2000年代には海外アニメの輸入を制限し、テレビから日本アニメを排除。
その一方で、ネット上では日本アニメの海賊版が数億回も再生されて人気が高まり、やがて正規ライセンス作品については配信許可証の取得が義務化されました。それでも日本アニメの人気は抑えきれず、現在に至っています。
つまり、日本アニメの人気は中国ファンの強いニーズを反映したもので、中国政府には不本意ながら「人気が規制を押し返している」かたちです。
そのような状況で日本アニメや関連イベントを規制したり、現地企業が忖度によって中止を決めたりすれば、習近平政権への不満が高まるのは当然です。
さらにいえば、アニメは中国経済にとっても貴重な収益源であり、長期デフレのなかでは「消費エンジン」にもなっています。そのため、作品の公開中止や延期はブーメランのように自国経済への打撃にもつながります。
もっとも、巨大な中国市場にとってはかすり傷にすぎず、日本への圧力という大きな目標の前では些細な問題ともいえます。それでも映画『鬼滅の刃』は上映中止にしておらず、その点にはやはり迷いが見えるようです。
多根清史
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/c8dfadd38cdb0e3ef213108fe511104d63f4863d
引用元: ・中国で『鬼滅の刃』上映続いたのは習政権の迷いか 日本アニメ規制に強い反発 [12/12] [昆虫図鑑★]
日本様なしでは生きていけないアル
リスカブスのジレンマ
日本政府に洗脳されちゃうアルよ
サブカル系は中国を締め出す方向へ動き出しているだろう
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