【将棋】女流棋士の妊娠を巡る規定、見直しを将棋連盟に要望　岡山県倉敷市

　将棋の福間香奈女流六冠（33）が日本将棋連盟に対して女流棋士の妊娠・出産をめぐる規定の見直しを求めた問題で、福間さんがタイトルを保持する「倉敷藤花戦」を主催する岡山県倉敷市は規定の見直しを求める申入書を連盟に10日付で送付した。

　申入書では、連盟が4月に施行した規定について「連盟の説明では女流棋士の皆さんの理解を得ているとのことでしたが、福間香奈倉敷藤花の意見表明内容は全く違うもの」と指摘している。また、女流タイトルの保持者が妊娠・出産に伴ってタイトルを失うことになるため「個人の尊厳にも関わる問題」としている。連盟は市側との協議を検討している。

　福間さんは清麗、女王、女流王座、女流名人、女流王位、倉敷藤花の6タイトルを保持する。昨年12月に長男を出産した。同年の倉敷藤花戦三番勝負は福間さんの出産が迫っていたことから、開催が同年11月から今年2、3月に延期された。

関連スレ
【将棋】福間香奈 女流六冠が会見　妊娠・出産でタイトル戦の事実上不戦敗　「妊娠したら、どちらか一方を諦めないといけない状況」★4
https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1765467533/