マカロニえんぴつ・はっとり　バンドマンなのに「ギターを背負って歩くことが嫌い」「金ない奴』『邪魔』みたいな目でみられる」

　4人組バンド「マカロニえんぴつ」のボーカル・はっとり（32）が、16日更新のYouTubeチャンネル「動画、はじめてみました【テレビ朝日公式】」に出演。動画では、15日放送の「ハマスカ放送部」（テレビ朝日系）の未公開トークが公開され、バンドマンの切なさを語った。

　バンドマンを象徴する物といえばギター。しかし、はっとりは「ギターを背負って歩くことが、売れてなかった時から嫌い」と告白。その理由を「（いかにも）バンドマンスタイルじゃないですか。どこ行っても『あっ、金ない奴』みたいな目で見られる。電車乗っても疎ましい目で見られるし、邪魔だよみたいな」と説明した。

しかし「なけなしのバイト代で買ったギターですよ」と熱い思いも語る。「ヒジでやられたく（押されたく）ないじゃないですか。小田急線の隅っこでこうやって（抱きかかえていた）…。いつかこの生活を抜け出したい」と思っていたそう。

　今でも下北沢や高円寺に行くと「気持ちが引き戻されていく」と、当時の気持ちがフラッシュバックするという。「エモい気持ちにもなるんですけど、当時を思い出して緊張しちゃうんすよね」と売れた後も、胸中は複雑なようだ。