【ボクシング】亀田京之介、Sフェザー級1000万円トーナメントをドタキャン　世界ランカーとの対戦を希望して「出えへん」と心変わり

京之介は優勝賞金1000万円の同トーナメントにエントリーした後の10月にキルギス・ビシケクで、元世界3階級制覇王者のジョンリール・カシメロ（フィリピン）に3－0の
10回判定で完勝。金星を挙げて連敗を2で止めた。試合後には「次は渡邊海やけど、もうそんなとこ見てない。もう松本（圭佑）しか見てない」と挑発的な発言を
していたが、カシメロに勝利したことで世界ランキングに復帰。MRジムの野口喜士会長によると、世界ランカー対決などを希望し、来年1年間を日本選手との対戦に
使いたくないと「出えへん」と心変わり。15日に正式に出場辞退を伝えたという。

渡邊はリザーバーだったWBOAP14位の新井志道（34）＝黒崎KANAO＝と対戦することになったが、対戦相手の変更を会見場到着後に知り「『エッ』ってなったんです。
亀田をバッチバチにしばきたかったんですけど」と困惑。「辞退の理由は聞いていない。逃げたんだと思う」と残念がっていた。

福岡・北九州市のジム所属ながら急遽（きゅうきょ）会見に出席した新井は「自分は運を持っているので絶対に（チャンスが）くると思っていたので、やっぱりきたかと。
準備はしておりました。強さを証明したい」と決意を述べた。

興行はNTTドコモの映像配信サービス「Lemino」で午後6時から独占生配信される。プロ戦績は京之介が23戦16勝（9KO）5敗2分け、渡邊が19戦15勝（9KO）3敗1分け、
カシメロが40戦34勝（23KO）5敗1分け、新井が17戦10勝（5KO）6敗1分け。（尾﨑陽介）

https://news.yahoo.co.jp/articles/6713c35a0029837170bedf0998568238ae0196f3