中国のトリマーが柴犬を「日本の血統」だとして「虐待」する映像が物議、中国のネット上では拍手喝采 →…
中国の女性トリマーが柴犬を「虐待」する映像がSNS上で物議を醸している。自由時報やミラーメディアなど、複数の台湾メディアが17日に報じた。
記事は、「日中関係が緊張状態を続ける中、中国政府は日本に対して一連の報復措置を打ち出しいわゆる『小粉紅(ピンクちゃん。愛国主義的な若者)』も各所で攻撃行動を繰り広げている」とした上で、中国の動画投稿アプリ「抖音(Douyin。中国版TikTok)」で最近、中国の女性トリマーが柴犬を激しく殴ったり、「日本の血統」だとして罵倒したりする動画が拡散していることを伝えた。一部の動画は日本のSNSにも転載され、ネット上で激しい怒りが噴出している。
問題の動画は微博(ウェイボー)や小紅書(RED)、ビリビリ動画など中国のSNSやプラットフォームに転載されているが、元は「抖音」で今年10月23日に投稿されたもののようだ。動画投稿者は93万のフォロワーを持つペットトリマー「崇崇」という人物で、被害に遭った柴犬は複数いるとみられる。
動画には、「崇崇」氏が店に連れ込まれた柴犬の抵抗に激昂し、手で頭を何度も強くたたいたり、厳しく罵倒したり、棒で柴犬の全身を容赦なくたたいたりする様子が映っている。「崇崇」氏はその過程で「まったく空気が読めない。お前の先祖と同じ死に様だ」「頭がおかしいのか?まだ自分があの国(日本)にいると思っているのか?あの国はもう降伏しているんだぞ。抵抗しても無駄だ」などと暴言を吐いている。
記事によると、こうした行為に対して中国のネット上では拍手喝采が起きているといい、「犬は徹底的に殴られてこそ言うことを聞く。この理屈は日本人にもそのまま当てはまる」「高市早苗『もう殴らないで、降伏します』」「見ろ。日本に対してはより凶暴でないといけない」「私も犬を飼っているが、ナイフで刺さない限りは許容できる」「金を稼ぎながら殴れるなんて最高の仕事だ。スカッとする」といった書き込みが相次いだという。
なお、「崇崇」氏は、自身が柴犬を全力で殴打していたことについて、「すべて飼い主の同意を得ており、双方で『生死契約(死亡しても責任を問わないという契約)』を交わしている」と説明。また、これらの言うことを聞かない柴犬はいずれも、他店では受け入れを拒否された「ブラックリスト」の常連だとしている。
動画が拡散すると、これを見た外国人ユーザーが次々とフェイスブック、インスタグラム、スレッズなど、中国外のSNSに転載。日本で利用者の多いX(旧ツイッター)にも投稿されると、激しい非難が巻き起こった。
記事は日本のユーザーのものとして、「まったく人間性がない」「残忍な野蛮人」「日本人は中国が嫌いでもパンダを虐待することはない」「パンダを返還するから柴犬を日本に返してほしい」「柴犬ですらこのような扱いを受けるのなら、日本人がどんな目に遭うのか想像もできない」「柴犬も秋田犬も日本の宝。どうか動物を虐待をする国に輸出しないでほしい」といったコメントを紹介した。
また、犬に詳しい専門家が「多くの柴犬は生まれつき水を怖がり、やや神経質でコントロールしにくい面がある。飼い主が子犬の頃に十分なトレーニングをしないと、大人になってから入浴を嫌がったり、突然人にかみ付いたりするようになり、ペットサロンで受け入れてもらいづらくなる」と指摘し、「犬を飼う以上、十分な知識を身につけるべきで、問題が起きてから棒で殴るといった方法をとるべきではない」と述べたことを伝えた。(翻訳・編集/北田)
引用元: ・中国のトリマーが柴犬を「日本の血統」だとして「虐待」する映像が物議、中国のネット上では拍手喝采 [12/18] [昆虫図鑑★]
The post 中国のトリマーが柴犬を「日本の血統」だとして「虐待」する映像が物議、中国のネット上では拍手喝采 →… first appeared on Tweeter BreakingNews-ツイッ速!.

