【文春】「エビ、カニが食べられない」は思い込みの可能性も!? なぜアレルギー検査は国際学会から「誤診が増える」「生活の質が低下する」とまで言われるのか
この即時型アレルギー検査は、保険適用でもあり、ある程度の信頼性はあります。
特にダニやスギ・ヒノキといった吸入系のアレルゲンに対する検査の精度・信頼性は高い。また、即時型アレルギー検査の結果が陽性であり、その患者さんの症状や臨床所見とも矛盾しないようであれば、「舌下免疫療法」による根本治療も行えます。つまり「次につながる」検査でもあるのです。
しかし、一方で、食物アレルギーに関しての信頼性は劣ります。たとえ結果が陽性であっても、本当は食物アレルギーではないケースがしばしばある。「偽陽性」の可能性は50~60%ほどの高さです。
私の医院にも、アレルギー症状を相談しに来る患者さんが多くいます。
即時型アレルギー検査を受けた結果、これまで平気で食べていた「エビ」「カニ」の項目が「陽性」になり、「全く症状がないのに……。どうすればよいですか⁉」と戸惑っている方もいました。
陽性となった食品を実際に食べても、何かの症状が出るわけでもなく、臨床的には検査結果と身体所見がつながっていない場合も多い。症状が出ていなければ、私は「食べても問題ないですよ」と説明することが多いです。
もし、強いアレルギーがあれば、鼻水、咳、かゆみなど、はっきりとした症状が出るはずです。その場合は、ぜひ、医師に相談しましょう。症状の内容を具体的に話して、アレルギー検査を受けてみたいと素直に伝えれば、適切な検査を紹介してくれるはずです。
アレルギー検査と一言で言っても、様々な種類があり、信頼性・精度に差がある。たとえ結果が陽性でも、それを鵜?みにして、いきなり食事制限をすべきではありません。あくまでも症状などを見て総合的に判断すべきです。
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https://news.yahoo.co.jp/articles/c62fbe6c9a9a9b40dbd863870eddd3fb703b81c9
引用元: ・【文春】「エビ、カニが食べられない」は思い込みの可能性も!? なぜアレルギー検査は国際学会から「誤診が増える」「生活の質が低下する」とまで言われるのか
命に化関わることなのに
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