【芸能】女性デュオ 花*花「今がいちばん楽しい」 大ブレイクからの活動休止、自分たちのペースで続けるデビュー25周年
花*花「今がいちばん楽しい」 大ブレイクからの活動休止、自分たちのペースで続けるデビュー25周年
「あ~よかった(setagaya-mix)」「さよなら 大好きな人」など数々の名曲を生み出し、デビュー数カ月で『第51回NHK紅白歌合戦』(NHK総合)に出場するなど、時代を彩った女性デュオ 花*花。
大ブレイクから突然の活動休止、10周年のタイミングでの復活、そして現在に至るまで、紆余曲折の物語を描きながら、今年でデビュー25周年を迎えた。
リアルサウンドでは、そんな25年間を振り返っていただくインタビューを企画。“喜び”と“とまどい”が同時に訪れたブレイクタイミング、活動休止期間の暮らし、花*花をリスタートしてからの日々まで幅広く聞いた。
笑いの絶えない会話のなかで、アーティストと音楽の理想的な距離感を見た気がした。
■デビュー曲で大ブレイク――急激な変化への戸惑い「私、何やってんのかな?」
――デビュー25周年、おめでとうございます。率直にどのような感想をお持ちでしょうか?
おのまきこ(以下、おの):あっという間でした。気づいたら25周年でしたね。
こじまいづみ(以下、こじま):確かに。出会ってからはもう30年だしね。
おの:ここまで続くと思っていなかったし、先を考えたこともなかったです。「長く続けよう」と思って活動していたら、長い時間に感じたのかもしれないですね。
――おふたりは同じ音楽の専門学校に通っていて、そこでの交流から結成に至ったんですよね。
おの:私がピアノ科で、いづみさんがボーカル科に通っていました。いづみさんの歌の伴奏係になったのが最初のきっかけだったと思います。じつはもともと小学生のときに同じ合唱団にいたので、「あの、こじまさんや」と思って私から声をかけたんですよ。そうしたら、すごく怪しまれて。
こじま:1ミリも覚えていなかったんですよ(笑)。
おの:話しているうちにわかってもらえたんですけど(笑)。そこから、学校内のコンサートに一緒に出たりして。それが楽しかったので、学校の先生に紹介してもらいながら、関西のいろいろなライブハウスに出てみたり。もうノリでしたね。
――その頃には「プロとしてふたりでやっていきたい」という想いがあったんですか?
こじま:いや、なんかもう……。
おの:デビューしたいとかも本当になくて。
――ええー!
おの:ただ「ライブ楽しいね!」って気持ちだけでやっていて。
こじま:ライブをしていたら、別のライブハウスのオーナーが観に来ていて、「うちでもやったら?」と誘ってくれて、そんな流れが続いていくみたいな。
おの:それでぬるっと西宮とか尼崎とかのライブハウスでやるようになりましたね。そうこうしているうちに、インディーズレーベルの方から「CDを出しませんか?」と声をかけていただいて。「1000枚くらい作る」というので、「そんなにお金がないのでやめておきます」って一度断ったんですよ。こちらでお金を出すものだと思っていて(笑)。そんなことも知らないくらいデビューにも興味がなくて。記念で作ったみたいなものなんです。
――そこからどのように世間に知られていくようになるんでしょうか?
おの:インディーズ4枚目シングルの「赤い自転車」という曲が、『みんなのうた』(NHK総合/Eテレ)に選ばれて。自分たちの曲がテレビで流れることに驚いていたんですが、その次に出した楽曲が「あ~よかった」だったんです。それがFM802で流れたことで話題になりまして、メジャーデビューに繋がっていきました。
――その頃には「私たち、プロとしていけるかも!」みたいな気持ちになっていたんですか?
こじま:「いけるかも」なんて思ったことないですよ(笑)!
おの:そうやね(笑)。
こじま:「やったー!」とは思いましたけどね。
おの:「たくさんの人に聴いてもらえる」みたいな喜びでもなくて、単純に「メディアから自分たちの曲が聴こえてくる」っていうこじんまりとした喜びでした。
こじま:「有名になりたい」とかそんな気持ちもなかったので。まだこの時点でも「自分たちが楽しいからやっている」という思いだけでしたね。
続きはリンク先
引用元: ・【芸能】女性デュオ 花*花「今がいちばん楽しい」 大ブレイクからの活動休止、自分たちのペースで続けるデビュー25周年 [冬月記者★]
The post 【芸能】女性デュオ 花*花「今がいちばん楽しい」 大ブレイクからの活動休止、自分たちのペースで続けるデビュー25周年 first appeared on Tweeter BreakingNews-ツイッ速!.


