【🌸】ベトナムで12万本育てた「桜博士」、日本人から譲り受けた“10粒の種”から…湖畔の農園は「今が見頃」
ベトナム全土に日本の桜を植え、日越友好の一助となることを願っている。
【写真】8日レーさんの農園で花見を楽しむ観光客
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首都ハノイの西約300キロ・メートルにあるラオス国境に近い街ディエンビエンフー。1月初旬、中心部から車で1時間ほどの湖畔に、ピンクや白の花を咲かせた桜が群生していた。一帯はレーさんが管理する桜の農園だ。約10ヘクタールの敷地に日本のエドヒガンを含む約20種の桜が広がり、この時期は観光客でにぎわう。「今が見頃。本当に鮮やかだ」。レーさんは頬をゆるめた。
ベトナムが南北に分かれて戦ったベトナム戦争中の1968年、北ベトナム軍に参加していたレーさんは、東欧ハンガリーでバイオテクノロジーを学ぶプログラムに派遣され、首都ブダペストの大学で7年間学んだ。終戦後の75年9月に帰国し、国立の研究機関で植物培養の知識を生かして農家の支援にあたった。
結婚を機に研究機関を退所し、農業が盛んな中南部の高原地帯ダラットで農業研究家として独立。90年代中頃、ハノイのすし店でワサビの風味に魅了された。ワサビは栽培が難しいことで知られるが、「挑戦するのが好きな性格」からすぐ生産に着手し、2000年頃には年20トンまで生産量を伸ばして日本に輸出するまでとなった。
そんな折、ベトナムでは日本の桜が育たないとの話を耳にし、「日本の桜を咲かせたい」とチャレンジ精神に再び火がついた。
桜の花芽を目覚めさせるには、冬の寒さにさらす必要がある。四季のある北部の山間部の気候が栽培に適していると読んだ。知人の日本人からエドヒガンの種10粒を譲り受け、徹底した温度管理で9粒が発芽し、苗木を辛抱強く育てた。挑戦開始から4年後の08年、数本の桜が花を咲かせた。
湖畔は一大群生地となり、寒村は一躍、観光名所になった。これまでに育てた桜は12万本超。贈答用などとして購入に訪れる顧客も多く、国内の学校や寺院などに寄贈されている。
ハノイや中部ダナン、南部フーコック島でも、レーさんの桜が植えられている。
「桜は人々の気分を明るくし、絆を深めてくれる。ベトナム全土で日本の桜を楽しめるようにして、日越関係の強化に貢献したい」。現在日本で学ぶ後進と共にそんな夢を描いている。
(ベトナム北西部ディエンビエンフー 竹内駿平、写真も)
[読売新聞]
2026/1/22(木) 15:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/e27b6421a02c79039ad1d870857ba2901d171e79
引用元: ・【🌸】ベトナムで12万本育てた「桜博士」、日本人から譲り受けた“10粒の種”から…湖畔の農園は「今が見頃」 [煮卵★]
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