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(抜粋)
イギリスのメディアが高市人気を評して、「選挙に勝つ方法・明確に話し、何も語らない」と概観したのはまさに言い得て妙である。もはや日本の有権者の多くは、政策ではなく、イメージ(その由来はネット動画や画像など)で、その政治家を信用できるかどうかを決めている。いや、そもそもかなり前からそうだったのかもしれない。
やおら攻守を逆転すると、かつての麻生太郎内閣不支持の圧倒的な理由は「漢字が読めない」から。そう放言してさも政治に関心があるように装っていた当該人物は、「法令遵守」を「そんしゅ」と読んでいたのだから話にならない。すでに「とっくの昔に」溶けていた日本人有権者の政治的感覚が、今次衆院選挙でようやく顕在化しただけなのかもしれない。
正しいことを主張しさえすれば、賢明な有権者はそれを良心で判断し、自党を支持してくれるはずである―。そう信じた、その発想そのものが今次衆院選挙における中道改革連合の破滅的な敗北の原因ではないか。
つまり有権者の政治的意識を相当高く見積もっていたのである。人間は時として正しさになびかない。正しいことに必ずしもついて行かない。人類が押しなべて「正義」の方向を選択するのであれば、なぜナチ党は選挙を経て政権を握ったのであろうか。そういった人類の「愚鈍」「愚昧」な部分に目を向けず、半ば無視する格好で、「正義を貫けば支持される」と思い込んだ、良くいえば性善説的な、悪くいえばユートピア的思想こそが、中道改革連合大失敗の大根幹であろう。
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/9ab05fc8830bf4a69fa030790ff7f199f548cd88
引用元: ・古谷経衡「中革連の破滅的な敗北の原因は正しいことを主張したからだ!!」 [897196411]
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