2026.02.17 16:00
“大人力”を発信しているコラムニストの石原壮一郎さんが、末期がんの宣告を受けた母・昭子さんを在宅で見守り、看取るまでの日々を綴るシリーズ。「そのとき」が近づいてきた予感の中、全力でサポートしてきたご家族、石原さんは、どう向き合い、何をしたのだろうか。そして、命の灯が消えたその瞬間を万感の思いを込めて振り返る。
1963(昭和38)年三重県生まれ。コラムニスト。1993年『大人養成講座』(扶桑社)がデビュー作にしてベストセラーに。以来、「大人」をキーワードに理想のコミュニケーションのあり方を追求し続けている。『大人力検定』(文藝春秋)、『父親力検定』(岩崎書店)、『夫婦力検定』(実業之日本社)、『失礼な一言』(新潮新書)、『昭和人間のトリセツ』(日経プレミアシリーズ)、『大人のための“名言ケア”』(創元社)など著書は100冊以上。故郷を応援する「伊勢うどん大使」「松阪市ブランド大使」も務める。
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旅立ちのとき
「声をかけても目を覚ますことがなくなります」
「のどもとでゴロゴロという音がします」
「呼吸のリズムが不規則になります」
「手足が冷たくなります」
訪問診療のクリニックにもらった『End of Life Care~家で最期を迎える/大切な人を看取る』というタイトルのパンフレットには、一般的な「終末期の経緯」が書かれていた。上の4項目は「約48時間前~数時間間」に見られるという特徴だ。
「約1ヶ月前~数週間前」のところには「食事の量が少なくなる」「寝ている時間が長くなる」「尿や便の量が少なくなる」とあった。ベッドから起きられなくなった6月初めごろから、こうした特徴は当てはまっている。
そもそも元気ではないのだが、一段と元気がないように見える日は、上の4つの特徴に当てはまらないか、こっそりチェックしていた。「ゴロゴロという音はしていない」「呼吸もいつもどおりだ」「手足も冷たくはない」と確認して、ホッと胸をなでおろす。
母の手を握ったのは、いつ以来だろう。物心ついてからは初めてだ。夜中に目が覚めて布団から起き上がると、横のベッドで寝ている母もたいてい起きていた。小さな声で「水」とリクエストがある。吸い口で水を飲ませたあと、手を握りながら「今のうちに伝えておきたいこと」を思いつくままに話した。明日は伝えられるかどうかわからない。
父のときと同じ後悔をしたくない
父は15年前に亡くなったが、ひとつ大きな後悔がある。亡くなる数日前、病院に外泊許可をもらって自宅に帰ってきた日に、意を決して感謝の言葉を伝えようとした。しかし、(中略)
つづく。
※全文はソースで
https://kaigo-postseven.com/218073
引用元: ・【介護】母の最期と在宅での看取りをコラムニストの息子が明かす|「147日目に死んだ母――がん告知から自宅で看取るまでの幸せな日々」 [少考さん★]
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