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■京浜東北線しか停まらない
「川口市の長年の悲願です」
埼玉県南部の川口市に30年近く住むという男性(58)がこう語れば、別の川口市在住の40代の男性も期待を寄せる。
「所要時間が短くなり混雑も減れば、通勤が本当に楽になる。住みやすさも増しますよ」
多くの川口市民が切実に願っているのが、JR「上野東京ライン」の川口駅への停車だ。
上野東京ラインは2015年に運転が開始された。宇都宮線・高崎線・常磐線と東海道線が直通運転し、東京駅や品川駅を経て神奈川方面へとつながる「中距離列車」として運行されている。
しかし、川口駅で列車は通過し、停車するのは原則、各駅停車の「京浜東北線」(大宮~横浜)のみ。
JR東日本によれば、川口駅の乗車人員は1日平均約7万5千人(24年度)。埼玉県内のJR駅では大宮、浦和に次ぐ規模。
川口~赤羽(東京都北区)間の朝の混雑率(24年度)は156%と、東京圏の平均混雑率(139%)を上回り、一つしかないホームは電車が遅延したり、運休したりするたびに利用者であふれている。
なぜ、上野東京ラインは川口駅に止まらないのか。鉄道ライターの小林拓矢さんは、「歴史的経緯がある」と話す。
「大宮~赤羽間はかつて、近距離の京浜東北線と、遠距離の『東北本線』(東京~盛岡)が線路を共用し、貨物線も同区間を走っていました。
しかし、高度経済成長期に利用客の急増で混雑が深刻化し、近距離列車と遠距離・中距離列車とを分離する必要が生じたのです」
そこで1968年、従来の本線は京浜東北線が使用し、貨物線を遠距離・中距離用の路線に転用することになった。
貨物線には東北本線が走行。のちに、首都圏を縦断する「湘南新宿ライン」や「上野東京ライン」といった中距離列車も走るようになった。だがこの時、川口駅は停車駅とはならなかった。
■「乗り換えなしで、より早く都心へ」
その理由を、小林さんは「川口駅は鉄道網の上で重要性がそれほど高くなかったため」と説明する。
「例えば、川口駅の隣の赤羽駅に湘南新宿ラインが停車するのは、『埼京線』(大崎~大宮)との接続があるからです。
複数路線が交差する拠点駅は、運行上の優先度が高くなります。一方、川口駅には他路線との接続はなく、鉄道網としての結節機能が限定的でした」
しかし、川口市の人口は増え続け、市民の都心志向も強まった。「乗り換えなしで、より早く都心へ」という需要が顕在化した。市では、20年ほど前から中距離列車の川口駅停車の要望書をJR東日本に提出してきた。だが具体的な協議に発展しなかった。
状況が動き出したのは、14年2月に奥ノ木信夫市長(当時)が初当選してからだ。
奥ノ木氏は、中距離列車の川口駅停車を「都市間競争を勝ち抜く起爆剤」と位置づけ、JR東に繰り返し要望。こうして約10年を経た昨年4月、市はJR東と「川口駅上野東京ラインホーム及び自由通路等整備に関する基本協定」を締結した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0ef09675809bd941032343b22eec262fa8402b23
引用元: ・いよいよ川口駅に「上野東京ライン」停車へ? “住民の悲願”前進も、新市長が見直し示唆 [567637504]
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当初は湘南新宿ラインの停車も検討されたが、運行本数が多い上野東京ラインが選ばれたという。
基本協定では、(1)列車の停車に必要な駅構内のホームの新設と駅舎・コンコースの建て替え(2)自由通路の整備(3)店舗の整備、の3点が結ばれた。総事業費は約430億円。
このうち、(1)と(2)は主に川口市の負担となるため、大半は市が負担することになる。
川口駅停車のメリットは、利便性と快適さの向上だ。
東京駅までの所要時間が約30分から約20分、品川駅までは約40分から約30分に短縮される。朝の通勤ラッシュの混雑緩和も期待できる。
また、JR東が進めている、都心と羽田空港を直結させる「羽田空港アクセス線」(仮称。31年度開業予定)が開通すれば、羽田空港にダイレクトで行くことができる。
市民が待ち望んだ計画は、実現に向けて大きく前進したかに見えたが、ここにきて計画に暗雲が垂れ込めている。
■市長は「見直し」主張、停車には弊害も?
昨年3月、3期務めた奥ノ木氏は今期限りの引退を表明。
その後継を決める市長選が今年2月1日に投開票され、前埼玉県議の岡村ゆり子氏(44)が、奥ノ木氏の後任指名を受けた立石泰広氏ら5氏を破り、初当選した。
選挙戦での争点の一つは「外国人政策」だったが、「上野東京ラインの川口駅停車の是非」も問われた。
岡村氏は選挙中、川口駅停車計画は「市の負担が大きい」として、「ゼロベースで見直す」と主張。
9日の就任記者会見でも、「市の負担を減らす形で進めたいが、難しければ(停車の是非を)再検討せざるを得ない」と述べたのだ。
新市長の発言を、推進してきた市の担当課はどう受け止めているのか。
都市計画課の担当者は「市長自身も考えあぐねていると思う」とした上で、「決して反対の立場ではない」と強調する。
「(市長は)財政面の観点から再確認したいということだと思います。われわれとしては、計画を粛々と進めているところであります」
一方で、停車がもたらす悪影響を懸念する声もある。先の小林さんは、川口駅への停車で「デメリットも生まれる」と語る。
「川口駅に停車すれば、大宮以北から都心へ向かう利用者の所要時間は延びます。また、川口駅からの乗客が加わることで、上野東京ラインの混雑がさらに増します」
それではどうすればいいのか。小林さんは、代替案として「京浜東北線の利便性向上」を挙げる。
「たとえば、昼間は田端~浜松町間で快速運転している京浜東北線を現行の約5分間隔から4分間隔に短縮すれば、混雑緩和の効果は一定程度見込めます。
朝のラッシュ時のダイヤも調整するなど、既存の運行を工夫することで市民の利便性を改善する余地はあります」
実現か、見直しか――。川口市民の宿願は、財政負担と利便性のはざまで揺れ続けている。
市長に毎日電車通勤させたらいいよ
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