山口県下関市は19日、総額1425億8000万円の2026年度一般会計当初予算案を発表した。
過去最大規模だった25年度の1362億1700万円(市長選実施で骨格となった当初予算案と6月補正予算案の合計)を4・7%上回り、3年連続で過去最大を更新した。
新規と拡充の事業だけで計159件(25年度は141件)を盛り込むなど、積極的な施策展開を反映している。
市は3月2日開会の市議会定例会に提案する。
歳入
市税は3・1%増の351億6000万円。
市内企業の設備投資の堅調さから、償却資産を中心に固定資産税の増収を見込む。
地方交付税は1・0%減の259億3800万円。
借金にあたる市債は市立水族館・海響館改修事業の完了などにより、14・1%の大幅減で94億3400万円となった。
市債残高は26年度末時点で1112億3000万円になる見通しだ。
一方、財源不足を補うため、財政調整基金やボートレース未来基金などから計130億2900万円を取り崩す。
26年度末の基金残高は210億300万円。
歳出
義務的経費のうち、人件費は220億8000万円と7・0%増。
定年を段階的に引き上げている中、26年度は退職手当の支給年度になることが主な理由だ。
投資的経費は高機能消防指令センターシステム整備事業の完了などにより、14・7%減の173億5100万円となった。
事業
子育て支援と新市立病院整備、JR下関駅一帯大規模再開発を最重要施策に位置づける。
このうち新規事業では、市内の子育て世帯の負担軽減のため、保育園や認定こども園など就学前施設を利用する3歳以上の給食費について、月額7900円を上限に無償化する(事業費2億7000万円)。
また、子ども3人以上を養育する世帯には応援給付金として、第3子以降が1歳になった時に50万円、6歳時に20万円、15歳時に10万円を給付する(同1億7300万円)。
市立市民病院と下関医療センターを統合して整備する新市立病院については、候補地である市有地・幡生操車場跡地から約500メートルのJR幡生駅の周辺整備を進める事業(同4000万円)を開始。26年度は基本設計づくりを行う。
方針や事業手法の検討などを進めている下関駅一帯再開発に関しては、市街地(下関駅―唐戸地区周辺)の美観や防災・安全性の向上を目指し、
6階建て以上または延べ床面積3000平方メートル以上の老朽化建築物の除却費用の一部を1億円を上限に補助する(事業費1億円。27~28年度は計2億円を予定)。除却後、一定規模の建築物を再建築することが条件だ。
補正予算案は53億4100万円
下関市は新年度当初予算案とともに、53億4100万円を追加する2025年度一般会計補正予算案を市議会に提案する。
国の補正予算を活用し、国庫補助事業を中心に28事業を計上。このうち、火の山公園再編整備など8事業は市の当初予算からの前倒しで、事業費計26億2800万円は当初予算と一体的に執行する。
https://news.yahoo.co.jp/articles/cde9ea87344c6d5c11ed95ab6804a537f16a3889
引用元: ・下関市が子育て世帯に給付金、第3子以降が1歳になれば50万円…新年度予算案1425億円で最大更新 [567637504]
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