アメリカとイスラエルがイランの指導部と軍事力を壊滅させた。
それにもかかわらず、中国が目立った対応を取っていないことから、中国は同盟国にとって信頼できる存在なのかという議論が起きている。
一部の論者は、アメリカがベネズエラの元大統領ニコラス・マドゥロを拘束した際にも同じような議論が起きたと指摘。今回の対応から、中国は世界各地で軍事力を展開できるアメリカには対抗できないこと、また中国が中東・北アフリカ地域でのアメリカの影響力に切り込もうとしてきた試みの限界が明らかになったと主張している。
中国は、イランの核計画をめぐる交渉が続いていたにもかかわらず実施された攻撃と、最高指導者アリー・ハメネイの暗殺について、アメリカとイスラエルが国際法に違反したと非難している。しかし観測筋は、公的な抗議以上の支援が見られない点を指摘している。
一部の中国研究者によれば、これは中国の大国としてのイメージと、信頼できるパートナーという評価に長期的な損害を与えたという。元駐中国アメリカ大使のニコラス・バーンズはXに「中国は、ロシアと同様に、権威主義的な同盟国にとって頼りない友人であることを示しているのである」と投稿した。
本誌は在イラン中国大使館にコメントを求めている。
◼イランは資産であって同盟国ではない
しかしこの解釈は、中国共産党の計算をアメリカの視点で見ているにすぎないと、カーネギー国際平和財団の研究担当副会長エバン・A・ファイゲンバウムは批判する。
「西側の戦略家の多くは、中国がアメリカのように振る舞うことを期待しすぎている。そして中国がアメリカのように振る舞わないとき、それを意図的な選択ではなく戦略的失敗と結論づけ、中国が後退を余儀なくされたと解釈するのだ」
ハメネイやマドゥロを救済することは、中国の中核的な安全保障利益に資さなかっただけとファイゲンバウムは主張する。
中国がイランに対して用いる「同盟国」という言葉は、安全保障までカバーしている日米同盟の「同盟国」という言葉と比べてはるかに軽い。そもそも、中国は北朝鮮以外のいかなるパートナーに対しても正式な防衛義務を負っていないのだ。
中国はむしろ、太平洋で軍事的優位を確立することと、米国防総省が大国間戦争の際の防衛線とみなしている「第一列島線」を突破することだ。
中国は、イランと強固な関係を築きつつ、そこから利益を得てきた。中国は120カ国以上にとって最大の貿易相手国となっている、イランは主要な産油国の1つにすぎないと、ファイゲンバウムは述べている。
また、ブルッキングス研究所ジョン・L・ソーントン中国センターのライアン・ハス所長はイランの現体制が崩壊したとしても大きな打撃とならないは述べている。
「とはいえ、もしアメリカがイランで泥沼にはまれば、中国はそれを歓迎するだろう。アメリカから中国に向けられる圧力が弱まるのだから」
続きは↓
https://news.yahoo.co.jp/articles/ef01bf4f4f9979dd6a6ef768a0790d96417c9bef
[Newsweek]
2026/3/6(金) 7:20
防空システムの見直しで
軍関係者は忙しい
引用元: ・中国はイランを見捨てた?イランの「同盟国」だったはずの中国が、不気味なまでに静かな理由 [煮卵★]
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