WhatsAppの新機能、ユーザー名の導入
Metaは2026年6月29日、WhatsAppにユーザー名機能を追加することを発表しました。これにより、ユーザーは電話番号を使用せず、@マークを含むユーザー名を設定できるようになります。この変更によって、WhatsAppのURLはYouTubeやTikTokのような他のSNSと同様の形式になります。
ユーザー名の導入は、安全性の向上が目的とされています。特に個人情報の保護を重視するユーザーにとって、電話番号を共有せずにチャットできることは大きな利点です。Metaは、ユーザーが「個人情報を手放さずに会話したいこともある」と述べており、この新機能がデータプライバシーを重視するユーザーに歓迎されることを期待しています。
クリエイター向けの新たな機会
WhatsAppは、これまでクリエイター向けの機能が十分に整備されていない印象がありましたが、ユーザー名の導入は新たなスタートを示しています。MetaはInstagramやFacebookでクリエイターを積極的に支援してきた経緯があり、WhatsAppもその流れに乗る可能性があります。
現在、WhatsAppは月に30億以上のユーザーを抱えています。この規模は、クリエイターが集まるための理想的な環境を提供する可能性があります。特にインドでは、約8億5000万人がWhatsAppを利用していると言われており、ここでのクリエイター活動の展開は期待されるところです。MetaがWhatsAppをクリエイター向けのプラットフォームに育てることができるかどうか、注目が集まります。
課題と今後の展望
しかし、WhatsAppがクリエイターにとって魅力的なプラットフォームになるためには、いくつかの課題があります。過去の事例として、BeRealのユーザー数の減少が挙げられます。メッセージングアプリとしての基本機能を維持することが重要であり、単なるクリエイター向けの場に留まってしまうと、ユーザーの興味を引くのは難しいでしょう。
ユーザー名機能の導入は、WhatsAppがより多くのクリエイターを引きつけるための第一歩です。今後、Metaがどのようにこの機能を活用していくのか、引き続き注目されるでしょう。
