【都営大江戸線】「鉄道空白地域」延伸「正念場」40年前計画も着工できず 区は基金110億円積み立て
【都営大江戸線】「鉄道空白地域」延伸「正念場」40年前計画も着工できず 区は基金110億円積み立て
都営大江戸線延伸「正念場」 “40年前計画”も着工できず 区は基金110億円積み立てへ

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https://times.abema.tv/articles/-/10164673
東京都が検討している都営地下鉄大江戸線の延伸がなかなか動き出しません。地元の期待が高まる一方で、工事が始まらない背景には何があるのでしょうか?
■“40年前計画”も着工できず
練馬区 前川燿男区長
「ちょうど今、正念場に差し掛かっています」
東京・練馬区長が危機感をあらわにしたのは、2000年に全線開業した都営大江戸線についてです。
大江戸線では、現在の終点・練馬区の「光が丘駅」から新たに「(仮称)土支田駅」「(仮称)大泉町駅」「(仮称)大泉学園町駅」の3駅を新設し、延伸する計画が進められています。
新設される駅の地域は1キロ圏内に最寄りの駅がない、いわゆる「鉄道空白地域」です。
近隣住民(40代)
「正直歩いていくのはどの駅でも30分はかかると思うので厳しい」
光が丘―大泉学園町間の鉄道が計画されたのは40年前のこと。2年前には都庁内にプロジェクトチームが発足しましたが、実は現在も着工には至っていません。
近隣住民(60代)
「あと何十年かかるのかしら。私だって60いくつだから。本当生きている間に、たぶん無理じゃない」
延伸工事が着手されているところも
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一方、去年11月には、豊洲市場などの観光地を抱える東京メトロ有楽町線の豊洲―住吉間や、リニア中央新幹線の開業を見据えた南北線の白金高輪―品川間の延伸工事が着手されています。
なぜ大江戸線の延伸工事は動き出さないのでしょうか?
■区は基金110億円積み立てへ
「黒字転換するのが厳しい」
練馬区 大江戸線延伸推進課原田昭二課長
「鉄道事業の取得に必要となる、開業後40年以内の累積損益収支が、黒字転換するのが厳しいということがあって、なかなか進んでいないという状況です」
採算性が悪化した原因は、近年の建設費や人件費の高騰です。2016年に想定していた事業費は900億円ほどでしたが、現在はおよそ1500億円に膨らんでいます。
延伸に向けて練馬区長は次のように述べています。
「区がいくら負担するか決めなくては」
前川区長(先月23日)
「着工するにあたっては区の負担も必要ですから、区がいくら負担するか、それを決めなくてはいけない」
練馬区では延伸のための基金を作っていて、来年度までに110億円を積み立てる方針です。
引用元: ・【都営大江戸線】「鉄道空白地域」延伸「正念場」40年前計画も着工できず 区は基金110億円積み立て [七波羅探題★]
維持や更新に金使えよ
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