太陽光発電所の銅線ケーブルを盗んでいる様子が撮影され公開されてしまう

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https://news.yahoo.co.jp/articles/6d86b09781656e8e08623d01102e208fa893f675https://youtu.be/-Rn_my_3saM?si=Nyt8Bn93KuYUu7ml

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資源の高騰により社会問題化している銅線泥棒。
2023年、銅線を含む金属の被害総額は約132億8700万円。犯行の一部始終を捉えた動画に映っているのは、路上に置かれたケーブルを手際よく次々と車に積み込む黒い服の男ら。

狙われたのは太陽光発電所の銅線ケーブルです。
太陽光パネル用のケーブル約16メートル、約11万円相当が盗まれたということです。

太く重い銅線をどのように短時間で盗み出していたのでしょうか。

2024年7月12日午前4時42分に入った、「太陽光発電所から銅線を盗んでいます」という110番通報。

目撃者が撮影した映像には、太陽光発電所の銅線泥棒の犯行の一部始終が映っていました。

栃木・那須塩原市の路上でケーブルを運ぶ黒い服を着た男ら。
路上に置かれた長いケーブルを手慣れたように大きなはさみのような工具で切ると、ずるずると引きずりながら車の中へ運び込みます。

運転席から5人目が下りてくると、カットした銅線を運び始めます。

さらに、路上に残った長い銅線を再び工具でカット。
手際よく車に積み込むと、男らは車に乗り込み、その場から走り去りました。

警察はこの動画から車両を特定し、19日、新たにタイ人の男2人を逮捕しました。

この事件では、すでに2人の男が逮捕・起訴されています。

この日、犯人グループが狙った太陽光発電所は4カ所。

盗まれた銅線ケーブルは合計約432メートル。
時価総額、約276万7500円相当に上ります。

20日、その1カ所に行ってみると、「盗難対策」というプレートが設置され、施錠がされていました。

金属が盗まれる被害は、この5年間で約4倍に急増。
2024年は初めて2万件を超えました。

対策が急がれる中、20日、盗まれた銅線ケーブルと知りながら買い取った疑いで、中国人の社長が逮捕されました。

警察庁の有識者検討会では、金属の買い取りについて、本人確認の厳格化や買い取り業者の届け出制を導入することを求めています