【神戸】警備員の59歳男性を殺害し遺体を運搬、北九州方面に逃亡か　男女5人を逮捕

　先月、神戸市長田区の民家で頭から血を流した男性の遺体が見つかった事件で、警察は24日、行方不明になっていた男を殺人の疑いで逮捕するとともに、男女4人を保護責任者遺棄や犯人隠避などの疑いで逮捕したと発表しました。

　殺人の疑いで逮捕されたのは、神戸市長田区の無職、呉英哲容疑者（54）で、1月12日未明、警備員の中谷伸一さん（59）の自宅で、中谷さんの顔を殴るなどして殺害した疑いがもたれています。

　さらに、中谷さんの遺体を呉容疑者の自宅に運び出したとして、男3人を保護責任者遺棄の疑いで、呉容疑者とともに電車で北九州方面に向かい、逃亡を手助けしたとして女1人が犯人隠避の疑いで逮捕されています。

　1月14日午後、「『友人をどついた。意識がない』と知人が言っていた」との通報を受け駆けつけた警察官が、1階で頭から血を流して死亡している男性を発見。男性はその後、中谷伸一さんと判明し、遺体が見つかった家に住む呉容疑者は事件後に行方がわからなくなり、警察は殺人事件として行方を追っていました。

　警察は5人の認否を明らかにしていません。

最終更新日：2025年2月24日 12:16