【芸能】音にこだわり自宅に「マイ電柱」!? オーディオマニアの?底なし沼”を作家・松家仁之が語る
【芸能】音にこだわり自宅に「マイ電柱」!? オーディオマニアの?底なし沼”を作家・松家仁之が語る
3/1(土) 11:00 Book Bang
https://news.yahoo.co.jp/articles/f337e05946af6d302b2d5c0fed237c1a779346eb?page=1
12年の時を経て待望の文庫化となる松家仁之著『沈むフランシス』
電気には「純度」があるという、オーディオマニアの世界。高純度の電源を引くための?マイ電柱”の制作を請け負う会社が存在することに驚いたのは、作家の松家仁之さん。その後、より良い音を求めるあまりに小水力発電所の管理人をしながら、発電されたばかりの純度100%の電気で音楽を聴く人を知ったことがきっかけで、恋愛小説『沈むフランシス』を執筆されたそうです。(※中略)
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(※中略)
残念ながら終了してしまった「タモリ倶楽部」では、レコード盤の制作現場探訪や、自作スピーカー選手権、オーディオショップ探訪など、オーディオネタがときどき登場していた。オーディオマニアとして知られるタモリの番組ならではだった。なかでもマニアックだったのは、「マイ電柱」の回。オーディオマニアの方には説明不要だが、やはりここは説明が必要であろう。
電気は家の外にある電柱から引いてきた電線を通って家のなかに入ってくる。家電をコネクトするのは壁についているコンセント(マニアの方々は「壁コン」と呼ぶ)である。オーディオもそこから電源を、と考えるのは甘い。電気には「純度」があり、たとえば、オーディオルームに電気が届く前に、リビングなどの「壁コン」からテレビやエアコンなどに接続されている状態は望ましくない、というのが常識である。電気の純度が落ちるのである。なにか、濁(にご)りが混じってしまうのである(以上、非マニアによる説明)。壁コンのタコ足配線など、もってのほか。オーディオマニアはオーディオ専用の「壁コン」をあらたに設置する。
これが高じてくると、オーディオルームに外から直接電源を入れるための電柱を庭に立て、そこからオーディオルームに電源を引っ張って純度の高い電源を得る、という段階に入る。オーディオマニア界ではその特設電柱を「マイ電柱」と呼ぶ。「タモリ倶楽部」では「マイ電柱」の工事を請け負っている会社が登場し、その施工現場(せこうげんば)を紹介していた。オーディオマニアの頂点、あるいは底なし沼の底に立ち会うような感動があった。
電源を極めようとするオーディオマニアのなかには、家の外に踏み出す者も現れる。小水力発電所(しょうすいりょくはつでんしょ)の保守点検管理人として働きながら、併設(へいせつ)される宿舎(しゅくしゃ)に住み込み、そこで発電されたばかりの純度100%の電気を取り込み、オーディオに繋ぎ、音楽を聴く人がいる──という話を聞いたのが十数年前のことだった。「あのようにまじりけのない、みずみずしい音は聴いたことがない」という感想を聞きつけ、小水力発電所を訪ねたいと思った。ところがその数年後、台風による川の氾濫で小水力発電所が水没、その環境は失われてしまったと聞いた。
(※以下略、全文は引用元サイトをご覧ください。)
引用元: ・【芸能】音にこだわり自宅に「マイ電柱」!? オーディオマニアの?底なし沼”を作家・松家仁之が語る [湛然★]
ガチでやってるやついたんか
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