【動物】小さなカンガルー?、フサオネズミカンガルーを絶滅から救う取り組み 豪
【動物】小さなカンガルー?、フサオネズミカンガルーを絶滅から救う取り組み 豪
https://www.cnn.co.jp/fringe/35229963.html
2025.03.01 Sat posted at 17:35 JST
小さなカンガルーのような見た目のフサオネズミカンガルー/WWF-Australia / Juansimage.com
(CNN) フサオネズミカンガルーは、小さなカンガルーのような姿をしており、カンガルーと同様に袋の中で子どもを育てる。しかし、その愛らしい見た目にだまされてはいけない。この小さな有袋類は、捕食者に襲われると、自分の腹袋から小さな子どもを投げ出し、自分は別の方向に跳ねて敵から逃れるのだ。
自分の子を犠牲にすることは残酷に思えるかもしれないが、これは、最近まで南オーストラリア州のヨーク半島で絶滅していたこの種にとって不可欠な生存戦略なのだ。
フサオネズミカンガルー(ウォイリーとも呼ばれる)は、かつてオーストラリア本土の60%以上に生息していた。しかし、欧州人の入植により、野生化した猫やキツネといった捕食者が持ち込まれ、さらに、フサオネズミカンガルーの生息地である草原や森林の多くが破壊された。
1999年から2010年までの間に、この種の個体数は90%も減少した。この急激な減少には、いくつかの要因があるが、血液内寄生虫の蔓延(まんえん)が原因の可能性もあるとする研究もある。現在フサオネズミカンガルーは、南西オーストラリアのわずかな島々と本土の孤立した地域にしか生息しておらず、その生息区域はかつてのわずか1%にまで縮小した。
「我々は、欧州人の入植以来、この地から姿を消した在来種の一部を取り戻す取り組みを行っている」と語るのは、ヨーク半島にかつて存在した生態系の多様性の回復に取り組むイニシアチブ「マーナ・バンガラ」のプロジェクトマネジャー、デレク・サンダウ氏だ。
(略)
※全文はソースで。
引用元: ・【動物】小さなカンガルー?、フサオネズミカンガルーを絶滅から救う取り組み 豪 [少考さん★]
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