【埼玉県八潮市 道路陥没招いた下水道管の穴はセグメントの落下か】接合部で腐食進んだ恐れ・・・経験が豊富なある技術者 「施工方法に問題があった可能性も否定できない」
【埼玉県八潮市 道路陥没招いた下水道管の穴はセグメントの落下か】接合部で腐食進んだ恐れ・・・経験が豊富なある技術者 「施工方法に問題があった可能性も否定できない」
下水で発生した硫化水素によってセグメント同士の接合部で腐食が進んだと考えられる。
陥没現場では土かぶり約10mの地下にシールド工法で建設された口径4.75mのコンクリート造の下水道管が通っている。その破損によって土砂が管内に吸い込まれて地盤に空洞が生じ、陥没につながったと見られる。
破損した下水道管は1983年に供用を始めた。図面によると、1次覆工は厚さ約225mmの鉄筋コンクリート製セグメントで、2次覆工は厚さ約250mmの無筋コンクリートだ。
コンクリートで2次覆工を構築する手法は、下水道管を大量に新設した当時、各地で採用された。
破損箇所では硫化水素が拡散し、管の壁面にすむ微生物によって硫酸が生成。1次と2次を合わせて厚さ475mmの覆工コンクリートが徐々に溶けて消失し、穴が広がったという見方が1つある。
しかし、日本大学生産工学部の保坂成司教授は、「トラックのキャビン(運転席)が落下するほどの大きな穴が、硫酸腐食のみで下水道管に開いたのか疑問が残る」と話す。
取材に応じた多くの専門家は、2次覆工が消失した後、1次覆工のセグメントが落下した可能性が高いと指摘する。
この場合、セグメント同士の接合部からコンクリートや接合ボルトの腐食が進み、セグメントが落下したと考えられる。
建設当時のシールド工法ではセグメントを底部から設置し、最後に頂部のKセグメントをトンネルの内側から真上にはめ込んでリング状の構造物を造る「半径挿入方式」が一般的だった。
この方法で造ると上方向からの土圧でKセグメントが外れやすい。そのため、腐食が進んだ場合はKセグメントが最初に落下し、続いて両隣のBセグメントが落ちて下水道管が大きく損傷したという見立てが考えられる。
さらに、トンネルの設計・施工管理の経験が豊富なある技術者は、「施工方法に問題があった可能性も否定できない」と指摘する。
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引用元: ・【埼玉県八潮市 道路陥没招いた下水道管の穴はセグメントの落下か】接合部で腐食進んだ恐れ・・・経験が豊富なある技術者 「施工方法に問題があった可能性も否定できない」
それいうなら当時なんか現施工方法に照らせば問題あるのばかりだよなw
行政が委託して工事させたなら監督責任が行政側に有るよね?
行政の怠慢
市と県は周辺住民に損害賠償しないとダメだな
悪徳弁護士軍団がヨダレ滴しながら待ってそうだな
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