「多様性(DEI)」が米国で新たな差別用語に、対象に日本人も…米在住30年超の筆者が見たトランプ大統領の多様性撲滅政策の恐ろしい本性
「多様性(DEI)」が米国で新たな差別用語に、対象に日本人も…米在住30年超の筆者が見たトランプ大統領の多様性撲滅政策の恐ろしい本性
■「多様性」が米国で新たな差別用語に
DEIという日本では聞きなれない言葉が、アメリカでは政治と文化闘争の大きな焦点になっている。DEI(Diversity, Equity, Inclusion, and Transformation=多様性・公平性・包括性)とは、女性、ジェンダー・マイノリティ、非白人、障害者などを積極的に雇用しようという施策で、日本の大企業でも採用するところは多い。
ところがアメリカでは今「DEI」という言葉が、新しいNワード(アフリカ系アメリカ人を侮蔑する人種差別的な言葉)と言われている。つまりDEIで守られるべき人々を逆に侮辱する差別用語として、スラング的に使われるようになっているのだ。その対象には、非白人である私たち日本人も含まれている。
「民間航空を管轄する政府機関FAAは、多様性の推進のために重度の知的障害や精神障害を持つ人々を雇用している。そして彼らは航空管制官にもなれる」
(中略)
さらにトランプ氏と戦ったカマラ・ハリス候補に対しては、「DEI候補」のレッテルが貼られた。「女性で黒人であるというだけで候補に選ばれたが、実際には能力がない弱い女性」と攻撃され続けたのだ。
女性や人種的マイノリティ、障害者を「DEI」と呼び侮辱する言い方は、明らかな差別用語との批判を受けながらも、トランプ支持者や極右のアメリカ人を中心に、日常のものになりつつある。
(中略)
■性別や人種で採用するのは実力主義に反する?
ところがそれは、DEIは白人男性を逆差別しているという反感を生むことにもなった。特に共和党極右勢力が、性別や人種によって人を採用するのは、メリトクラシー(実力主義)に反し、社会に分断をもたらすと強く攻撃した。同時に彼らは、ただ女性やマイノリティであるという理由だけで、能力もないのに採用するのがバイデン政権のやり方であるかのような論調を煽(あお)っていった。
プレジデント 2025/03/03
https://news.yahoo.co.jp/articles/28834c4b1533416e77d033a90082f5b7e2bd09d5
引用元: ・「多様性(DEI)」が米国で新たな差別用語に、対象に日本人も…米在住30年超の筆者が見たトランプ大統領の多様性撲滅政策の恐ろしい本性 [おっさん友の会★]
糞が続いててワロタ
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