イーロン・マスク氏は西洋文明を「共感」から救いたい
イーロン・マスク氏は西洋文明を「共感」から救いたい
しかし何がマスク氏を突き動かしているのかについては、ある程度見通せる。つまるところそうした取り組みは、マスク氏の言う「文明が抱える自殺同然の共感」との戦いなのだ。
先月28日に配信されたポッドキャスト番組司会者、ジョー・ローガン氏との3時間のインタビューで、マスク氏は自らに深く根差した信条について語った。その根底にあるのは、民主党が正式書類のない移民を可能な限り受け入れようとしているとする陰謀論だ。それによって民主党は米国政府を永遠に乗っ取れるのだという。
「彼らが次の4年間を手にするなら、激戦州で十分な数の不法移民を合法化し、激戦州を激戦州でなくしてしまうだろう」。マスク氏はローガン氏にそう語った。「それらは単に青い州(ブルーステート:民主党の強い州)となる。そして彼らは、大統領選を制する。議会の上下両院を押さえ、大統領選でも勝つだろう」
これは突拍子もない考えで、既に否定された「リプレースメント(入れ替え)理論」と軌を一にする。事実関係での穴も多い。まず市民権を持たない人が連邦レベルの選挙で投票するのは実際には違法だ。不法入国した人々が市民権を獲得できる直接的な経路も存在しない。
しかし続く会話の内容の方が、マスク氏による政府の規模縮小の動機に対して一段の光を当てるかもしれない。それは民間部門で同氏が行ってきた企業の取得、買収、設立と混ざり合っている。そこにあるのは、個人に対する共感は集団にとって高くつくという信条だ。
マスク氏は正式書類のない人々にさえも医療保険を提供するカリフォルニア州の施策に言及した。彼らには低所得者向けの保険プログラムの適用資格が与えられる。
「文明が抱える自殺同然の共感が止まらない」と、マスク氏。この用語の借用元はガド・サアド氏で、カナダ人の学者だ。マスク氏同様、ローガン氏の番組の常連でもある。
マスク氏は共感というものを信じているとし、「他人は思いやるべきだ」と語るが、同時にそれが社会を破壊しているとも考えている。
「西洋文明の根本的な弱さは共感だ。共感が付け込んでくる」「彼らは西洋文明の欠陥を利用する。それが共感反応だ」(マスク氏)
マスク氏によると、共感はすっかり「武器化」されてしまっているという。
以下ソースで
https://www.cnn.co.jp/usa/35230176.html
2025.03.07 Fri posted at 15:25 JST
引用元: ・イーロン・マスク氏は西洋文明を「共感」から救いたい [♪♪♪★]
共感して愛させるより断絶して恐れられよ
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