「ODするよりSDしよう」厚労省の広告が物議…担当者が明かした“啓蒙への強い意思”
「ODするよりSDしよう」厚労省の広告が物議…担当者が明かした“啓蒙への強い意思”
記事投稿日:2025/03/06 11:00 最終更新日:2025/03/06 20:23
『女性自身』編集部
《つらい気持ちになったなら、ODするよりSDしよう。相談しよう》
明るい音楽とともに《ODするよりSDしよう》のキャッチコピーが繰り返され、悲しげな羊が、片手に薬の瓶、もう片方の手にスマートフォンを持ち、薬を捨ててスマホで相談するという30秒のアニメーション。
これは、社会問題となっている薬の乱用”オーバードーズ”に関する厚生労働省の広告。政府広報の公式Xが3月3日、このCMを投稿したのだが、波紋を呼んでいる。
冒頭に続いて、オーバードーズについて《医薬品を決められた量を超えて、たくさん飲んでしまうこと》と説明し、《オーバードーズは、心と体を傷つけてしまう危険な行為です》と啓蒙している同広告。また、《あなたに寄り添いたい そんな支援があります》と、「オーバードーズ 厚労省」で検索するよう呼びかけている。
若年層のオーバードーズは深刻な社会問題となっている。消防庁及び厚生労働省の調査によると、薬の過剰摂取が原因と疑われる救急搬送者は、’20年9595人、’21年1万16人、’22年1万682人と増加。’22年に救急搬送された人は20年と比べ、10代で1.5倍、20代で1.2倍になったという。
政府広報のXの他の投稿が数千~数万ほどしか閲覧されていないのに対し、3月5日時点で500万回以上閲覧されている同広告。厚労省が若者のオーバードーズ問題を深刻に捉えていることが伺えるが、Xでは韻を踏みキャッチーに仕上げた広告のトーンやコピーライティングに対し、批判的なコメントが多く上がっていた。
《メッセージが酷い。オーバードーズするまで追い詰められた人にとって、相談は容易ではないし、キャッチーにする意味がわからない》
《そんなにライトなモノじゃないと思う。親しみやすいイメージを持たせたかったのかもしれんけど》
《ODを知らない人が選択肢に入れちゃいそうだなあ、と電車で流れるこの映像を見ながら思った 1回だけならまだしも、このフレーズ繰り返しすぎ……(1回でもあかんけど)》
一方で、実際にODを行う若年層にはこれくらいキャッチーなフレーズでないと届かないのではないかとの擁護の声もあがっていた。
この広告はどのような意図で作られたものなのだろうか? 厚生労働省の担当者は、取材に対し広告の制作意図を以下のように説明した。
引用元: ・「ODするよりSDしよう」厚労省の広告が物議…担当者が明かした“啓蒙への強い意思”
セーフティドライブ?
政府も救済第一に考え
踏み込んだ表現をしたな
首吊りするより魚釣りみたいなもんだろ、命を語呂で遊ぶもんじゃない
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