【奈良】法隆寺西側の住宅を公有化へ 敷地内に未発掘古墳 奈良・斑鳩
【奈良】法隆寺西側の住宅を公有化へ 敷地内に未発掘古墳 奈良・斑鳩
https://mainichi.jp/articles/20250307/k00/00m/040/381000c
奈良県斑鳩町は、世界遺産・法隆寺西側の西里地区にある江戸期の大工棟梁(とうりょう)家、安田家住宅(同町法隆寺西1)の家屋と敷地を所有者から取得し、公有化する方針を決めた。豪華な副葬品(国宝)で知られる円墳・藤ノ木古墳(直径約50メートル、6世紀後半)から北東に約150メートルと近接し、敷地内には未盗掘の可能性が指摘されている未発掘の円墳・春日古墳(直径約30メートル、6世紀後半から7世紀初頭ごろ)があり、合わせて保存・活用を図る。
安田家住宅は、木造平屋の主屋が江戸時代中期の1715(正徳5)年の建築で、町内最古の民家の一つ。安田家は江戸期の大庄屋としても知られ、町に寄贈された「安田家文書」は江戸期の法隆寺周辺の様子を伝える貴重な資料として2011年に町文化財になっている。
家屋の老朽化が進み、近年に塀も一部倒壊。町は文化財としての価値が失われる前に、主屋、蔵、門などの家屋と敷地約3000平方メートルを取得する方針を決め、25年度一般会計当初予算案に約3600万円を計上した。
春日古墳は、1980年代に世間の大きな注目を浴びた藤ノ木古墳の調査以降に「法隆寺西域の古墳を研究する上で重要な古墳」と位置付けられた。2018年には県立橿原考古学研究所などが、物質を透過する力が強い宇宙線「ミュー粒子(ミューオン)」を使った調査で、墳丘中心部に石室の可能性がある空洞(長さ約6・1メートル、高さ約2メートル、幅約1・8メートル)があることが判明したと発表。町はその後、古墳の気温や湿度の観測や植生調査など発掘に向けた事前調査を進めてきた。
春日古墳は、藤ノ木古墳との関連に加え、築造時期がもし7世紀初頭なら、聖徳太子が飛鳥から斑鳩に移り住んだ時期や法隆寺の建立時期と重なることになり、被葬者にさらに注目が集まるとみられる。
町が所有者になれば、発掘調査開始に弾みがつくと期待が高まりそうだが、町幹部は「『安田家住宅』の保全に早急な対応が求められたための公有化。現時点では、その先のことは全くの白紙だ」と話している。【熊谷仁志】
引用元: ・【奈良】法隆寺西側の住宅を公有化へ 敷地内に未発掘古墳 奈良・斑鳩 [七波羅探題★]
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