【デンマーク研究】経口避妊薬(ピル)の使用は脳梗塞や心筋梗塞のリスクに・・・エストロゲンとプロゲスチンを配合したピルを用いた女性は、わずかだがピルを使用していない女性よりもリスクが高かった
【デンマーク研究】経口避妊薬(ピル)の使用は脳梗塞や心筋梗塞のリスクに・・・エストロゲンとプロゲスチンを配合したピルを用いた女性は、わずかだがピルを使用していない女性よりもリスクが高かった
現在利用できる避妊法は、どれもほぼ同様の望まない妊娠の回避効果を示しているため、選択基準として安全性が重要になる。
これまでの研究から、ピルの使用により脳梗塞や心筋梗塞のリスクが増加する可能性が示唆されていたが、一貫した結果は得られていなかった。
そこで著者らは、デンマーク女性のリアルワールドデータを用いた前向きコホート研究で、幾つかの避妊法と脳梗塞や心筋梗塞との関連を検討することにした。
https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/hotnews/bmj/202503/587815.html
現代のホルモン避妊による脳卒中と心筋梗塞:実際の全国規模の前向きコホート研究
https://www.bmj.com/content/388/bmj-2024-082801
参加者1996年から2021年の間にデンマークに居住し、動脈血栓症、静脈血栓症、抗精神病薬の使用、癌、血栓症、肝疾患、腎疾患、多嚢胞性卵巣症候群、
子宮内膜症、不妊治療、ホルモン療法の使用、卵巣摘出、子宮摘出の履歴のない、15歳から49歳までのすべての女性。
結果22,209,697人年にわたって追跡調査した2,025,691人の女性のうち、4,730件の虚血性脳卒中と2,072件の心筋梗塞が発生した。
10万人年あたりの標準化虚血性脳卒中率は、無使用で18(95%信頼区間18~19)、複合経口避妊薬で39(36~42)、プロゲスチン単独ピルで33(25~44)、子宮内避妊器具で23(17~29)であった。10万人年あたりの標準化心筋梗塞率は、無使用で8(8~9)、複合経口避妊薬で18(16~20)、プロゲスチン単独ピルで13(8~19)、子宮内避妊器具で11(7~16)であった。
併用経口避妊薬の現在の使用は、使用しない場合と比較して、虚血性脳卒中の調整率比が 2.0(1.9 ~ 2.2)、心筋梗塞の調整率比が 2.0(1.7 ~ 2.2)と関連していた。
これらは、100,000 人年あたり、虚血性脳卒中が 21(18 ~ 24)件、心筋梗塞が 10(7 ~ 12)件増加するという標準化率差に相当した。
使用していない場合と比較して、プロゲスチン単独ピルの現在の使用は、虚血性脳卒中の調整率比1.6(95% CI 1.3~2.0)、心筋梗塞の調整率比1.5(1.1~2.1)と関連しており、10万人年あたり虚血性脳卒中が15(6~24)件、心筋梗塞が4(-1~9)件余分に発生することに相当します。
動脈血栓症のリスク増加は、併用膣リング(調整発生率比は虚血性脳卒中が2.4(1.5~3.7)、心筋梗塞が3.8(2.0~7.3))、パッチ(3.4(1.3~9.1)、心筋梗塞なし)、プロゲスチンのみのインプラント(2.1(1.2~3.8)、心筋梗塞3回以下)の使用でも観察されたが、プロゲスチンのみの子宮内避妊器具ではリスク増加は観察されなかった(虚血性脳卒中が1.1(1.0~1.3)、心筋梗塞が1.1(0.9~1.3))。
引用元: ・【デンマーク研究】経口避妊薬(ピル)の使用は脳梗塞や心筋梗塞のリスクに・・・エストロゲンとプロゲスチンを配合したピルを用いた女性は、わずかだがピルを使用していない女性よりもリスクが高かった
「わずか」って表現が気になるけど、
どんな薬も服用すれば、「目的の達成に尽力すれど、他に何か症状出ても知らん」
が基本だからなぁ。
一番いいのは薬やワクチンを摂取しなくてもいい環境に身を置くこと。
それ以上も以下もないよ。
w
とかの話しは前から有りましたが・・
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