【発達障害】働き続けるのも体力的に限界…息子2人の“ダブルひきこもり”に悩む68歳母親
【発達障害】働き続けるのも体力的に限界…息子2人の“ダブルひきこもり”に悩む68歳母親
それでも親子3人の家計は綱渡り状態。母親も体力の限界が近づいており、そう遠くない未来に家計が破たんしてしまう可能性もあります。
窮状を訴える母親に、筆者が提案した内容とはどのようなものだったのでしょうか。
●家計破たんの危機を前にしても働かない息子たち
相談者は、ひきこもりの子を持つ母親の和田圭子さん(仮名・68歳)。圭子さんには2人の息子がいますが、その2人ともひきこもり状態にあるとのことでした。
家族構成は次の通りです。
母親68歳
長男37歳
次男34歳
※父親はすでに死亡
息子たちは働いていないので、収入はありません。そのため、親子3人の生活費は母親の収入だけでまかなっています。母親は公的年金を受給しており、月額にするとおよそ12万円(老齢年金および遺族年金)。これだけでは生活費が足りないので、母親がパートで不足分を稼いでいます。しかし母親はもうすぐ70歳。体力の衰えを感じることも増えてきました。
「私もこのままずっと働けるわけではありません。この先どうなってしまうのか。心配で仕方がありません」
母親は筆者にそう訴えてきました。
そこで筆者は次のような質問をしてみました。
【中略】
大学卒業後、就職できなかった長男と次男はアルバイトをしていた時期があったそうです。しかし2人とも職場でトラブルを起こしてしまい長続きしませんでした。
長男はコンビニでアルバイトをしていましたが、仕事のやり方を覚えられない、仕事が遅い、接客でオロオロしてしまいクレームを受ける、といったことで上司から叱られ続け、嫌気がさして1カ月もたたないうちに辞めてしまいました。
長男は幼少期の頃から興味関心の無いことはほとんど頭の中に入らないため、学生時代から苦労してきたそうです。
次男は居酒屋でアルバイトをしていましたが、注文を聞き間違える、お客さんの料理や飲み物を違う卓に運んでしまう、といったことが頻繁に起こりました。その都度、先輩や店長から指導が入るのですが、次男は聞く耳を一切持ちませんでした。そっぽを向いてふてくされた顔をし、時には舌打ちをしてしまうこともあったそうです。その態度に激怒した先輩や店長から厳しく叱られることが続いたため、アルバイトは辞めてしまいました。
次男は幼少期から不注意でミスをすることが多く、また、場の空気を読んで適切な態度を取ることができなかったそうです。学生時代はクラスメイトとトラブルになることもよくあり、友人はほとんどできませんでした。
【中略】
●「発達障害かもしれない」母親の気づきと将来への不安
ある日、仕事で忙しい母親が長男に「お母さんはこれから仕事にいくから、洗濯をしておいて欲しいの」とお願いしたことがあったそうです。すると長男は素直に了承。洗濯機を操作して洗濯をしました。
母親が仕事から帰ってくると、なんと洗い終わった洗濯物が洗濯機の中に放置されていたのです。びっくりした母親が「なんで干さないの?」と長男を問い詰めたところ、長男はきょとんとした表情で「洗濯をして欲しいとは言われたけど、干してとは言われなかったから」と答えたそうです。
その発言に対して母親は厳しく叱ってしまい、それ以降、長男が家事を手伝うことはありませんでした。
また別の日のこと。母は風邪をひいて寝込んでいました。倦怠感のため家事もままなりません。しかし息子たちは心配する素振りを一切見せず、自室でスマホを見てゴロゴロしているだけ。挙句の果てには「今日の晩ごはん何?」と聞いてきたそうです。
「さすがに何かがおかしい」
母親はそう感じました。
その後、母親が色々調べたところ「やはり息子たちには発達障害があるのではないか?」と疑問を持つようになったそうです。
フィナシー
2025年03月11日 18時00分
https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/finasee/business/finasee-15553
引用元: ・【発達障害】働き続けるのも体力的に限界…息子2人の“ダブルひきこもり”に悩む68歳母親 [おっさん友の会★]
発達障害も遺伝
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