「日本財政破綻は真っ赤な噓」「ただ搾取で終わるのに憤り」勢い増す怒りの財務省解体デモ
「日本財政破綻は真っ赤な噓」「ただ搾取で終わるのに憤り」勢い増す怒りの財務省解体デモ
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東京・霞が関の財務省前で同省の政策を批判するデモが12日夕に開かれ、参加者が減税や積極財政主義への転換を口々に訴えた。同様の活動は複数の個人・団体によって行われ、地方にも広がっている。「財務省解体デモ」としてネットでも注目が高まり、石破茂首相も国会で言及。「反財務省」の動きが勢いを増している。
この日のデモは、「元祖!財務省前デモ」という名称で2023年9月から、活動を行っている政治経済評論家の池戸万作氏(41)が主催。千葉県知事選に立候補した候補者が財務省前で選挙活動を始めたり、雨が強まったりするというトラブルもあったが、約30人が参加した。
池戸氏は冒頭、「『日本はこのままだと財政破綻する。だから国債発行をしてはいけない』ということがしきりに財務省を中心にいわれているが、こうしたことが真っ赤な噓だということで活動を行っている」と話した。その後、参加者が次々とマイクを握った。
千葉県の大学2年の女性(20)は「これだけ日本人が汗水たらして働いているのに、ただ搾取されて終わるのに憤りを感じた」と初めて参加した。演説では、「1995年からの推移ではほかのG7(先進7カ国)の実質賃金は上がっているが、わが国は上がっていない。うちらばっかり、なぜお金を払わされるんだ!」と訴え、今後の選挙では減税を訴える政党に投票するよう呼び掛けた。
石破首相が4日の衆院財務金融委員会で「国民の皆さまのご不満、お怒りというものが体現されている」と述べるなど、デモの存在感が高まっているが、池戸氏は政治家への浸透を課題に挙げる。「国会議員に関してはまだ(浸透が)薄い。国会議員が活動に出てきてもらってかまわないと思っている。そうした活動にしていきたいし、夏の参院選で財務省を分割だったりとか、財務省関連の法律改正を訴える政党が伸びてくるような状況をつくりたい」と話した。
引用元: ・「日本財政破綻は真っ赤な噓」「ただ搾取で終わるのに憤り」勢い増す怒りの財務省解体デモ [662593167]
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