【音楽】「ロック語り」はどこへ ロキノン創刊四人衆の一人が見る「時代」

【音楽】「ロック語り」はどこへ ロキノン創刊四人衆の一人が見る「時代」

1: 湛然 ★ 2025/03/14(金) 22:23:06.32 ID:NJfEH8Im9
「ロック語り」はどこへ ロキノン創刊四人衆の一人が見る「時代」
聞き手・河村能宏2025年3月7日 7時30分 朝日新聞
https://www.asahi.com/articles/AST341STPT34UCVL010M.html

 ロックが熱い時代があった。旧体制に「NO!」を突きつけるエネルギッシュな音楽だった。浴びるように聴いた若者たちは、自身のアイデンティティーをかけてロックを、音楽を、時代を語った。

 そんな人々の言葉で埋め尽くされたのが、後に日本を代表する音楽雑誌になる初期「ロッキング・オン」。「創刊四人衆」の1人で、時代デザイナーの橘川幸夫さん(75)は語る。「雑誌は投稿のライブハウスだったんだ」。では、おたずねしたい。今の時代、熱いロック語りは存在するのか、と。

 ――「音楽を語る」といえば、熱量高い「ロック語り」を連想します。

 「今の若い人は想像できないだろうけど、俺が10~20代だった1960~70年代、ロックは、旧来の芸能界的な体制の外側にある最先端でアンダーグラウンドなサブカルチャーだった。ビートルズやジャニス・ジョプリンなど、出会う音楽がどれも新鮮でね。そして、俺は東京・四谷生まれなんだが、都内の大学生だった70年、日比谷公園の野音(大音楽堂)であったコンサートでロックの迫力に初めて触れたんだ」

 「ブラインドバード、M、フラワー・トラベリン・バンドなどが印象的だった。下手なバンドも、切羽詰まった感じに圧倒された。今すぐ叫びたい! 訴えたい! 表現したい! ジャズやクラシックは、技術を磨き、感動させられるレベルになった上でステージに立つが、そんな時間はない!って。すごい音楽だと思った」

■「活字でロックをやろう」

 ――72年、後に日本を代表する音楽雑誌となる「ロッキング・オン」を音楽評論家の渋谷陽一さんらと創刊しました。雑誌は今でこそミュージシャンのインタビューが中心ですが、当時は、読者投稿が中心でした。

 「楽器も弾けないし、歌えないが、俺もロックをしたい。ミュージシャンみたいに叫びたい。だったら『活字でロックをやろう』ってね。当時俺は大学生で、渋谷は浪人生。他のやつらも学生だった。金もない、経験もない、人脈もない、世間も知らない。最終目的地もわからないまま動き始めた。投稿を募ったのは、同じようにロックに刺激を受け、叫ぼうとしているやつらと連帯したかったからだ。投稿のライブハウスだったんだ。原稿料は払わないのに、どんどん投稿が来たよ」

 ――当時の投稿を読むと、作品の客観的分析というより、ロックに自分を託して熱く語っています。ロック語りの源流でしょうか。

 「当時の投稿者とは今も付き合いがあるが、俺も含め皆、地域や学校になじめず、既存のコミュニティーからあぶれて孤立していた。だから、旧体制に異議申し立てするアンダーグラウンドカルチャーであるロックは『希望』であり『可能性』だった。客観的な分析対象ではなく、『自分がいま言わなきゃいけない』ことを言うためにあったんだ」

 「あの頃、社会は至る所で成長を促し、物質的な豊かさを追い求めていた。みんな、そんな現状に反発し、でも対案を示せず、もがきながら『とにかく、今のままじゃ駄目なんだ!』と叫んでいるように見えたね。ロッキング・オンはそんなやつらを、ロックを通じて『つながり合える場』として提供したんだ。投稿はラブレターみたいなものだったね。ロックを語ることを通じて、コミュニティーを作れると思った」

■変容するロック「俺の居場所はここではない」

 ――ただ、70年代後半、雑誌は商業路線を強め、投稿は廃れていきます。

(※以上、無料部分から引用。)

引用元: ・【音楽】「ロック語り」はどこへ ロキノン創刊四人衆の一人が見る「時代」 [湛然★]

3: 名無しさん@恐縮です 2025/03/14(金) 22:26:49.31 ID:D74AMiMe0
ロックはポップス

4: 名無しさん@恐縮です 2025/03/14(金) 22:26:57.35 ID:Tto9cCaE0
反社でしょ

5: 名無しさん@恐縮です 2025/03/14(金) 22:27:23.19 ID:8T8lo0GV0
ロックは永野が語る

6: 名無しさん@恐縮です 2025/03/14(金) 22:28:19.52 ID:vWMVzqQe0
ロキノンをあんな風にしちゃった内の1人?

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