中国依存のリスクを回避せよ 世界が注目する“中国に代わる有力な製造国”インド
中国依存のリスクを回避せよ 世界が注目する“中国に代わる有力な製造国”インド
インドビジネス初心者必須の基礎知識を、大人気シリーズ『決定版 インドのことがマンガで3時間でわかる本』から抜粋してお届けする。第1回は、世界から見たインド経済の立ち位置について。
世界の中で浮上するインドの存在感
新型コロナウイルス感染症によるパンデミックにより2020年3月、インド政府は全土にわたるロックダウンを敢行、経済に大きな打撃を与えた。結果、2020年度の実質GDP成長率(IMF発表)はマイナス6.6%と世界最低レベルに落ち込んだ。
その後、段階的な活動制限緩和と、より強い経済構築を目指す「自立したインド(Self-Reliant India)」政策が奏功し、他国に先んじて大きな回復を見せ、2020年10〜12月期にはプラス成長に転じ、2021年度のGDPはプラス8.7%と大幅に改善、2022年度は7.2%の伸長率、額は過去最高の160兆642億5000万ルピーに到達した。
中国に代わる製造国
パンデミックにより、世界のサプライチェーンの脆弱性が明らかになった。中国一国に依存するリスク回避のため、中国に代わる有力な製造国としてインドに注目が集まった。
そこに製造業振興策であるPLI(生産連動型インセンティブ)スキームが功を奏し、外資系企業の工場増設・新設によるFDI(海外直接投資)が増加、コロナ禍にもかかわらず2020年度は過去最大の投資額となった。
インドスタートアップへの投資も好調で、2021年は総投資額が過去最高の352億米ドルをたたき出した。2022年は前年比33%減とはなったものの、コロナ前の倍近い240億米ドルを達成した。
さらに、長期化するウクライナ問題も加わり、エネルギー調達、環境問題など、世界各国が連携して取り組むべき課題が複数浮上しているなか、地政学的にもロシア・中国以外のアジア太平洋・アメリカの枠組みの重要度が高まり、クアッドによる経済安全保障やエネルギー関連の取り組みが活発化している。
モディ首相は、ロシアとの関係を保ちつつ、国家水素ミッション、半導体設計製造振興などの新たな政策で諸外国との連携を強めている。
関連記事:「【マンガで解説】世界がインドに注目する背景とは?」では、インドの政策を漫画で紹介しています。
Naho Shigeta
https://news.yahoo.co.jp/articles/27834f39015eb4ef9d48997bd006876e8fa1fb7f
引用元: ・中国依存のリスクを回避せよ 世界が注目する“中国に代わる有力な製造国”インド [3/15] [昆虫図鑑★]
工場作るなら東南アジアが今以上に発展するね
しかし道は汚いし夜間の野良犬は狂犬病の危険あり
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