コンビニのカップ麺が「300円超え」…もはや「庶民の味方」とは呼べなくなった高級化路線への違和感 (中川淳一郎氏)
コンビニのカップ麺が「300円超え」…もはや「庶民の味方」とは呼べなくなった高級化路線への違和感 (中川淳一郎氏)
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2025年03月16日
現実味を帯びてきた「麻生発言」
麻生太郎氏が首相だった2008年当時、同氏が高級ホテルで会食したり、バー通いに興じたりしていることに対して「庶民感覚が分からない非常識人」と痛烈に批判された。そんな中、国会でカップラーメンの価格を野党議員から聞かれ「今、400円ぐらいします?」と述べ、さらに庶民感覚のなさを批判された。揚げ足取りにも近い質問ではあったが、あれから17年。麻生氏が言うところの「カップラーメン400円」が現実味を帯びてきた。
【写真】カップラーメンの高級化を予言? 「麻生太郎」が大豪邸の前をウォーキングする姿
https://www.dailyshincho.jp/article/2023/02090601/?photo=9
先日私がローソンで購入した「吉村家」のカップ麺は298円。その上の段の別の家系ラーメンは328円だった。東京ではお店で食べるラーメンが1000円を超えることも珍しくなくなっており、300円のカップ麺も“普通”になりつつある状況なのかもしれない。が、筆者には、やはりカップ麺300円台は高いと感じられてしまう。
(中略)
もちろん、企業の値上げを批判するものではない。せめて、お金をあまり持たない人も躊躇なくカップラーメンを食べられる程度の賃金にしてあげてくれないか? そのために政治が少子高齢化の日本経済に対して本気で改革をしてほしい、と思っているだけである。
中川淳一郎(なかがわ・じゅんいちろう)
1973(昭和48)年東京都生まれ、佐賀県唐津市在住のネットニュース編集者。博報堂で企業のPR業務に携わり、2001年に退社。雑誌のライター、「TVブロス」編集者等を経て現在に至る。著書に『ウェブはバカと暇人のもの』『ネットのバカ』『ウェブでメシを食うということ』『よくも言ってくれたよな』。最新刊は『過剰反応な人たち』(新潮新書)。
デイリー新潮編集部
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引用元: ・コンビニのカップ麺が「300円超え」…もはや「庶民の味方」とは呼べなくなった高級化路線への違和感 (中川淳一郎氏) [少考さん★]
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