意義はあるけど不安は募る〝万博遠足〟独自下見した先生たちの憂鬱「迷子は絶対出る」
意義はあるけど不安は募る〝万博遠足〟独自下見した先生たちの憂鬱「迷子は絶対出る」
2025年大阪・関西万博の開幕まで一カ月を切るなか、不安の声をあげるのが、会期中に学校単位で招かれる小中高生を引率する学校関係者だ。
主催者側の発信不足やそれに伴う情報不足を背景に、準備が十分できないと参加を見送る自治体もあり、
独自に会場を下見した教員有志が「万博遠足」をテーマに23日に意見交換会を開催予定だ。
主催者は「安全で教育的意義のある万博遠足に向け議論したい」と話す。
【比較してみる】万博への校外学習を見送った自治体の主な意見
「迷子になる生徒は絶対出るだろうから、(教員が待機する)本部をどこに置くかやね」
今月上旬、建設工事が急ピッチで進む人工島・夢洲(ゆめしま)(大阪市此花区)の万博会場に足を踏み入れた大阪市立中学校の女性教員(40)が
「思ったより会場が広い」と広大な敷地の感想を述べると、別の教員が心配そうな表情を浮かべ、こう応じた。
オランダ総領事館などの協力も得て下見をしたのは教員有志らでつくる「おまかせHR研究会」のメンバー8人。
府内公立中学校や高校の教員らで、うち4人は今後万博への校外学習の引率も担当する。冒頭の女性教員は5月に2年生の校外学習を引率予定だという。
校外学習の大きな懸念の1つは児童生徒の昼食場所の確保だ。
「リングの下はかなり幅があり、想像より広くスペースが確保できそう。こういうことを発信してくれたら安心できるのに情報が全く来ない」
と別のメンバー。熱中症対策として給水所を確認したかったが、滞在した3時間では見つけられなかったという。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9d62fc10bf6617f8bbf9d14f5b5e1bd141e40fdf
引用元: ・意義はあるけど不安は募る〝万博遠足〟独自下見した先生たちの憂鬱「迷子は絶対出る」 [178716317]
初めて訪れる場所への校外学習は、なるべく多くの教員で事前に複数回の下見をするのが通常だ。
経路確認や会場の混雑具合、体調を崩した子供への対処など確認すべき箇所が多岐にわたるからだ。
対象となる子供の学年が上がれば、学びを深めようと事前学習にも力を入れる。
万博の学校招待事業を巡っては当初、事前の下見の機会もなく、パビリオンも未完成で学べる内容が不透明だとして、かねてから同会が懸念を表明。
大阪府議会への請願などを通じ下見などを求めていた。
こうした声を踏まえ、万博協会側は1月、開幕直前の4月4~6日に行われるリハーサル「テストラン」に合わせて下見の機会を設けることを決定。
ただ、参加できるのは4、5月に実施予定の学校で1学年あたり教員3人までと制約も多い。
同会によると、現場の教員からは
「下見から当日まで日が少なく事前学習ができない」
「パビリオンについてまだ情報が届かず下見をしても何を見たらいいのか」
など不安の声もある。
女性教員はオランダ総領事館の協力でパビリオン内で職員による説明も受け、「学びのイメージが膨らんだ」という。
ただ、テストランに伴う下見には、約500校が参加予定ということもあり、現地で詳しい説明を受けられるかは不明だとして
「4月は行事が多く、準備の時間も限られている。もう少し余裕をもって下見ができれば教育的意義を高めることができるのに直前過ぎて残念」と話していた。
「下見は必要ない」って言われちゃうんだよな
これ、自主的にやってるから下見費用出ない
まあ、最近は下見禁止の自治体増えてるから同じだが
大阪万博「ガス引火」の懸念は消えず 西ゲート付近喫煙所は設置断念も、たばこポイ捨てで…専門家が警鐘
https://news.yahoo.co.jp/articles/1b1cbc6f9682b0d243bb7539a204b210cb7b7a6e
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