「大声だしたら殺すぞ」女性の服の中に手を入れて…なぜ誰も助けなかった?「特急列車でレ◯プ事件」
「大声だしたら殺すぞ」女性の服の中に手を入れて…なぜ誰も助けなかった?「特急列車でレ◯プ事件」
https://bunshun.jp/articles/-/77694
「いやです、やめてください…」「静かにしろと言ったろ。殺すぞ!」
レイプ事件の現場は、なんと特急列車…。なぜ公共の場ともいえる列車のなかで凶行がまかり通ったのか? 2006年に起きた事件の顛末を、前後編に分けてお届け。なおプライバシー保護の観点から本稿の登場人物はすべて仮名である。(全2回の1回目/後編を読む)
21歳女性に近づいてきた「野蛮な男」
前代未聞の事件の被害者となるA子さん(当時21)は北陸地方の実家に帰省し、一人暮らししている関西圏に戻るところで被害に遭った。
特急列車の窓側の席に座り、しばらくは1人で過ごしていたが、途中の駅から隣の通路側の席に座ってきたのが植田光夫(36)だった。
一見してチンピラ風の植田に嫌悪感を抱いたが、仕方ない。最終便のためか、車内はかなり混雑していた。A子さんはどこにも逃げようがなく、植田の隣に座り続けるしかなかった。
「姉ちゃん、一緒に酒を飲まないか?」
A子さんは植田に酒を勧められたが、断った。他にもいろいろと話しかけられたが、困惑して生返事をしていた。
「何だよ、愛想の悪い姉ちゃんだなァ…」
しばらくして、植田の携帯が鳴った。だが、植田はデッキにも移動せず、その場で大声でしゃべり始めたので、A子さんが耳をふさいだところ、その態度が癇に障ったのか、「うるさいんやったら、耳栓をせいや。殺してしまうぞ、コラ!」と怒鳴ってきた。
「殺すぞ!」
態度の急変に驚いたA子さんが身を縮こまらせると、逆に植田の態度はますますでかくなり、「目的地に着くまでこうさせてくれよ」と言って、A子さんの肩に腕を回してきた。
「やめてください…」
「いいじゃんかよぉ…」
さらに服の中に手を入れて、乳房を揉み始めた。ズボン越しとはいえ、陰部にも触ってくる。植田のセクハラ行為はエスカレートするばかりだった。
「分かってると思うが、大声を出すなよ。殺すぞ。抵抗したら、ストーカーのようにどこまでもお前を追いかけるからな!」
植田のセクハラ行為は約1時間も続き、その間に他の客がチラチラと見ると、「てめえ、何を見とるんじゃ!」などと恫喝していた。
A子さんは助けを求めることもできず、ただ泣くしかなかった。
さらに植田はA子さんを強姦しようと決意し、手を引っ張って電車内の男子トイレに連れて行った。
「いやです、やめてください…」
引用元: ・「大声だしたら殺すぞ」女性の服の中に手を入れて…なぜ誰も助けなかった?「特急列車でレイプ事件」 [582792952]
「静かにしろと言ったろ。殺すぞ!」
個室に押し込み、内側から鍵をかけ、ズボンと下着を脱がし、陰部に指を出し入れした。さらにA子さんを壁に押し付け、臀部をつかみ、挿入した。
「カミさんが迎えにくるまで楽しませてもらうぞ」
植田は「駅にカミさんが迎えに来るんだ。それまで楽しませてもらうぞ」などと言って、A子さんを犯し続けた。やがて「出るっ!」と言いながら射精した。A子さんにとっては地獄のような1時間半だった。
植田は電車から降りるために身支度を整え、男子トイレから出たが、停車していた電車の扉が閉まってしまったため、その駅で降りることをあきらめ、さらに強姦を続けようと、A子さんの手を引っ張って、男子トイレの隣にある洗面所まで連れて行った。
カーテンを閉め、再びA子さんのズボンとパンティーを下ろし、またも挿入した。次の駅は終点で、わずかしか時間がなかったため、植田もピッチを上げた。そして、2回目も当然のように射精した。
電車から降りたA子さんは、すぐに警察に駆け込んだ。「電車の中で強姦された」という被害申告には、取り調べに当たった警察官も耳を疑ったほどだった。植田の犯行は車掌にも気付かれていなかった。
前代未聞のレイプ事件「犯人は前科9犯」
植田は前科9犯のアウトロー。そのうちの5件が性犯罪だった。20歳のとき、17歳の家出少女に暴行した事件に始まり、性交を拒否した19歳の交際相手を暴行したというものや、駅の構内で見かけた女子高生にキスをしたというもの、電車内で知り合った女子高生の乳房を揉んだというもの、態度が横柄だった22歳の女性を暴行したというもの、トイレで性交を強要したというものもあった。
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A子さんに対する強姦事件の1カ月前に強制わいせつ罪での服役を終え、満期出所したばかりでもあった。
こんな男でもプライベートでは19歳の内妻(のちに妻)と知り合い、同棲を開始。性的には満たされていたはずなのに、衝動が起こると抑えられない性暴力常習者だった。
さらに植田は内妻とケンカしたことをきっかけにとんでもない事件を起こす。
内妻が家出してしまったため、ムシャクシャしていた植田は、電車に乗って強姦する女性を物色。たまたま目に付いたのが行楽地に行こうとしていたB子さん(27)だった。
植田はボックス席に座っていたB子さんの対面に座り、「こんなヤクザ、嫌やろうけど、逃げたら殺すぞ!」などと脅し、B子さんのスカートの中に手を突っ込み、パンティーを脱がしにかかった。
「何するのっ!」
「いいから、黙って脱げ。時間がねえんだからよ」
やったらこっちまで悪者にされるんだろ?
植田は勝手なことを言って、B子さんの陰部に唾を塗りつけ、自分のズボンを下げ、いきなり下半身を押し付けた。
「いやぁっ!」
周囲に人がいなかったとはいえ、走行中のボックス席で強姦されるなど、B子さんからしたら気が狂いそうなほどショッキングな出来事だった。
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だが、普通電車の1区間など短すぎて、植田は射精できなかった。
植田はB子さんと一緒に電車を降りて、トイレに連れ込もうとしたが、B子さんに逃げられてしまったため、欲求不満のまま、元の駅に引き返すことになった。
2度目の強姦を敢行
その帰りの車内で女子大生のC子さん(20)を見つけ、植田は再び強姦しようと企み、電車を降りる際に「足が当たった」と因縁をつけ、「騒いだら殺すぞ!」と脅し、下車した駅の男子トイレに連れ込んだ。
「何するんですか?」
「何するか、分からねえのか。体で償え。そしたら許してやるよ」
植田は同様に下半身を裸にして、便座の上で開脚させ、正常位で交わった。C子さんは信じられない鬼畜な犯行に青ざめた。
だが、植田は構うことなく、排尿でもするかのような感覚で射精した。C子さんは事件後、PTSD(心的外傷後ストレス障害)を発症し、電車に乗ることも駅に行くこともできなくなってしまった。
こんな常軌を逸した凶悪な男が逮捕されたのはささいなことだった。内妻や知人と行った飲食店で「通しが遅い」と言いがかりをつけ、店長に頭突きして全治7日間のケガを負わせたことから、警察に傷害の現行犯で逮捕されたのだ。
余罪の取り調べで3件の強姦事件が発覚。植田の事件が報じられると、世間は「まるでにっかつロマンポルノみたいだ」と騒然となった。
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