【プロレス】「アリ戦の後、猪木さんは控室で泣いていたな」 藤原喜明が振り返る「永遠の師匠」の生き様
【プロレス】「アリ戦の後、猪木さんは控室で泣いていたな」 藤原喜明が振り返る「永遠の師匠」の生き様
3/25(火) 12:32 東洋経済オンライン
https://news.yahoo.co.jp/articles/dfb5911480df05c4e2fb024fdf8ca628381d0bed?page=1
今、あらためて振り返ってみると、猪木さんはプロレスラーとして本当に素晴らしい人だったよ――。そう語るのは、75歳になった今でも現役のレスラーとしてリングに上がる藤原喜明さん。
そんな藤原さんをはじめ、多くのレスラーたちが「この人のためなら死ねる」と感じていたアントニオ猪木さんの知られざる魅力を、藤原さんの著書『猪木のためなら死ねる! 2「闘魂イズム」受け継ぎし者への鎮魂歌』から一部を抜粋・編集する形でお届けします。
■みんな「猪木のためなら死ねる」と思っていた
今、あらためて振り返ってみると、猪木さんはプロレスラーとして本当に素晴らしい人だったよ。「プロレスは闘いである」という猪木さんが死ぬまで言い続けた言葉もまったくそのとおりだと思う。
昔の新日本プロレスのレスラーたちは、そんな猪木さんのプロレスに対する姿勢に共鳴し、賛同し、また尊敬していたからこそ、あれだけの熱を生み出せたんじゃないかな。(※中略)
■アリ戦後、控室で泣いていたアントニオ猪木
だから俺が観てきた猪木さんの最高の試合はアリ戦だよ。プロレス史上、あとにも先にもあれ以上の緊張感がある試合はないだろう。あんな最高の試合を1度観たら、もう他の試合は観られなくなるよ。
俺はあの試合、セコンドとしてリングサイドのいちばん近くから観ていたんだ。猪木さんはいいコンディションをしていたよ。
あの極限の緊張感のなか、3分15ラウンドを闘い抜いたんだからたいしたもんだよ。
当時、あの試合についてボロに言うヤツがたくさんいたけど、そいつらは何もわかっちゃいない。猪木さんはアリを倒すために、最後の最後まで必死に闘っていた。心から勝ちたいと思っていたからこそ、ああいった闘いになったんだよ。
試合後、控室をシャットアウトにして俺と猪木さんだけになった時間があった。猪木さんは黙って下を向いてたよ。最後のほうでは泣いていたな。
俺もどうやって慰めていいかわからないから、少し離れたところで直立不動で立っているだけだった。
もうあれから49年も経ったのか。間違いなくあれは、生きるか死ぬかの闘いだったよ。
俺は今75歳で、キャリアは52年になった。自分のベストバウトなんて聞かれても1つを挙げることはできない。
プロレスラーにとって試合に出るのは毎日の仕事。「今日はいい仕事をしたなー」なんて思える日はたまにしかないし、しょっちゅうそう思っているヤツにはろくなのがいない。
本当に満足のいく仕事なんて、一生のうち1つか2つだよ。そのうちの1つをあえて挙げるとすれば、第1次UWFでやった佐山(スーパー・タイガー)との試合かもしれない。あの試合は、猪木さんの「プロレスは闘いである」という考えを、俺と佐山が形にした作品だったんじゃないかな。
(※以下略、全文は引用元サイトをご覧ください。)
引用元: ・【プロレス】「アリ戦の後、猪木さんは控室で泣いていたな」 藤原喜明が振り返る「永遠の師匠」の生き様 [湛然★]
良く分からんルールの格闘技として見たら凡、どころか猪木最低の姿だけど
そりゃ言われるだろうよ
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