万博「えきそば3850円」高額すぎる批判は的外れ テーマパークも2千~3千円台あり
万博「えきそば3850円」高額すぎる批判は的外れ テーマパークも2千~3千円台あり
2025年大阪・関西万博の会場で提供される食事が「高額」などとインターネットで批判されている。
1杯2千円のラーメンや3850円の「えきそば」を〝新たな火種〟と報じるメディアもある。
だが通常、大規模な催しやテーマパークでは、食事は街場の飲食店に比べると割高だ。
なぜネガティブな声が広がっているのか。
専門家は「本質論から外れ、万博批判のための批判になっている」と指摘する。
くら寿司は26日、万博に出す回転ずし店を報道陣に公開した。
会期中に200強のメニューを提供し、出展国約70カ国の協力を得て開発した特別メニューなどについて改めて説明した。
細かな価格帯は未定の部分があるが、基本的に1皿150円のメニューをそろえ、特別メニューも同300円。
岡本浩之取締役は、価格は都市部にあるグローバル旗艦店などと同等で「特に高いとは思わない」と強調した。
万博会場の食事をめぐっては、最近ネットで「ぼったくり」などと揶揄(やゆ)する書き込みが散見され、万博の問題として取り上げるメディアもある。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e1f93952f7652aa140476ae63a564d43e744657e
引用元: ・万博「えきそば3850円」高額すぎる批判は的外れ テーマパークも2千~3千円台あり [178716317]
「究極のえきそば」が高額との批判に関し、まねき食品(兵庫県)の竹田典高社長は「素材や器にもこだわりやメッセージを込めた特別メニュー」と説明。
「食べてもいないのに批判するのは無責任」と怒りをにじませる。
地元名産の神戸牛をのせ、ホタテなどを使っただしに通常店では使わない生めんを使用。
能登半島地震の被災地復興の願いを込めて輪島塗に盛る特別な一皿で、「適正価格」だとする。
同社が万博会場で売るものには千円前後の弁当もあり、高額なものばかりを打ち出しているわけではない。
万博店舗の開発や会場までの物流コストも乗せず、あえて既存店舗と同じ価格に抑えたという。
過去の万博はどうだったのか。21~22年に開催されたドバイ万博では、世界各国の料理を200以上の飲食店で提供。
1個約2千円のハンバーガー店もあり、この万博に出店した回転ずし「スシロー」はマグロ2貫で約600円だった。
しかし、批判など起こらず人気を博した。
一方、25年万博に関しては厳しい声が相次ぐ。
これを「批判のための批判」と指摘するのは、観光社会学が専門でテーマパーク業界などにも詳しい立命館大学の遠藤英樹教授だ。
「単なる食事でなく、万博という特別な空間で味わう体験。それにどんなメッセージや意味が込められているかが伝われば決して高くない」
割高といえばテーマパークも同様だ。東京ディズニーリゾート(千葉県)やユニバーサル・スタジオ・ジャパン(大阪市此花区)のレストランは、
いずれも2千円台や3千円台が中心の店もあり、キャラクター容器に入ったポップコーンも3千~5千円ほどと高額。
しかし、遠藤氏は「これまで目立った批判はない」とする。
その上で「食事が万博のテーマに沿っていないなど本質の批判であればよいが、食事の値段への苦情は何も生まない」と強調した。
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