3社が提出したのに…見積書の筆跡は「そっくり」 江戸川区の不適切な学校工事発注
東京都江戸川区立小学校の工事を不適切に分割発注し随意契約(随契)した問題で、3業者が契約前に区に提出した計24枚の見積書の筆跡が酷似していたことが分かった。見積書は各業者がそれぞれ提出するはずが、同一人物が作成した疑いがあり、区が設置済みの第三者委員会で経緯などを調べる。(森田真奈子)
◆受注業者の見積書は金額を「印字」
分割発注があったのは、2023年度に区が発注した区立平井東小の渡り廊下新設工事で、契約総額は1557万6000円。区によると、担当する区教委学校施設課が工事を12件に分け、1件当たりの金額を随契が可能な130万円以下で発注した。工事を早く進めるため、個別の契約金額を下げて競争入札を回避する意図があったとしている。
区の契約規則では、工事の随契では3社以上から見積書を取り、価格を比較して発注先を決めると定めている。2023年11月~2024年2月の計12件の契約では1件につき3社ずつ、延べ36社が見積書を提出。実際には4社が複数回提出し、うち1社が全12件を受注した。
東京新聞が入手した見積書計36枚の写しのうち、受注しなかった3社の見積書計24枚で、金額や工事件名などの手書きの筆跡が酷似していた。金額は受注した業者の見積もりより10万~30万円ほど高かった。受注業者の見積書は金額を印字していた。
3月の区議会文教委員会では、桝秀行区議が「すべて同一人物が書いたのではないか」などと追及。区側は筆跡が似ていることを把握していると答弁した。
◆「誰が書いたかまでは…」
区教委教育推進課の飯田常雄課長は取材に、12件の工事は本来1件として発注するべき契約で、同一業者に発注すると内々に…(以下有料版で,残り 457文字)
東京新聞 2025年4月11日 06時00分
https://www.tokyo-np.co.jp/article/397694
引用元: ・3社が提出したのに…見積書の筆跡は「そっくり」 江戸川区の不適切な学校工事発注 [蚤の市★]
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