【筑波大学や東京大学などの研究チーム】車の運転時に同乗者がいると高齢運転者による事故が起きにくい・・・2014~20年の国内の交通事故のデータを分析
高齢者が安全に運転できる知見を蓄積すれば、事故防止に役立つ。
14~17年に運転免許を更新した75歳以上の高齢運転者のうち、次回の更新までに事故に関わった約17万人のデータを調べた。
運転者は過失が重い「第1当事者」と、過失がなかったと考えられる「第2当事者」に分けられる。第1当事者が第2当事者と比べてどんな特徴を持っているか調べれば、事故につながりやすい条件が示唆される。
今回の研究では第1当事者で、同乗者がいた運転者が少ないことを明らかにした。
免許更新時の検査に基づき、「認知症の恐れあり」 「認知機能低下の恐れあり」 「いずれの恐れもなし」の3グループに分け、男女別に事故時の同乗者の有無を比較した。
第1当事者の男性3グループは15~16%、女性3グループは10~11%が同乗者を伴っていた。この割合は、第2当事者である男性(29~33%)、女性(26~27%)よりそれぞれ低かった。
認知機能の程度に関わらず、同乗者がいた方が事故を起こしにくい傾向が示唆された。危険な場面で同乗者が運転者に声をかけたり、同乗者の存在によって運転者が安全運転に努めたりした可能性が考えられる。
海外では同乗者がいると高齢運転者の事故リスクが低下するという知見が蓄積されているが、国内について調査したのは初めてという。運転者の認知機能ごとに大規模なデータを調べたのは世界でも珍しい。
今回の成果は国際学術誌「ジャーナル・オブ・セーフティー・リサーチ」に掲載された。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOSG15CNE0V10C25A4000000/
引用元: ・【筑波大学や東京大学などの研究チーム】車の運転時に同乗者がいると高齢運転者による事故が起きにくい・・・2014~20年の国内の交通事故のデータを分析
誰かが同乗してたら緊張感が違う
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