「立ったまま寝る」仮眠ボックスを山あいの町の病院が導入…16時間勤務、看護師不足で過酷な労働環境
他の先進国に比べ睡眠時間が短いと言われる日本ですが、ある企業が開発した画期的な商品が、鳥取県の山あいにある病院に導入されました。それが「立ったまま寝る仮眠ボックス」です。
過酷な労働環境で頑張る看護師が、効果的に体を休められるようになると期待されています。
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土江諒 記者
「SF映画に出てきそうなこちらのボックスが、仮眠ボックスです」
この日、鳥取県日南町に企業版ふるさと納税として寄付されたのは、
その名も「giraffenap(ジラフナップ)」。
北海道旭川市で木材の製造・販売を手掛ける会社「広葉樹合板」から贈られました。
広葉樹合板 山口裕也 社長
「キリン、ジラフですね、サバンナでは敵から身を守るために立ったまま仮眠をとると。
この商品立ったまま寝るということで、パワーナップ(仮眠)との掛け合わせでジラフナップ」
なんと、立ったまま寝るための箱です。
町内の日南病院に導入されますが、病院に設置されるのは全国初で、山陰には初上陸です。
ジラフナップは企業と大学との共同研究で誕生しました。
クッションで足の裏、すね、お尻、頭部の4点を支え重力を分散させることで体が脱力し、
それによって軽い睡眠がとれるという仕組みで、ストレス軽減や疲労・集中力の回復などが期待できるといいます。
立ったまま本当に疲れが取れるのか…記者が5分間体験してみました。
土江諒 記者
「あ、でもこれ寝られますね。僕は腰痛持ちなんですけど、寝転がるより腰が楽。あー気持ちいな」
今後このボックスは、夜勤の際に看護師が使っていくということで、早速、看護師の女性も体験しました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/07c209f827c4af5d3ab0ce1e7ba6b6b140a8c7fb
引用元: ・「立ったまま寝る」仮眠ボックスを山あいの町の病院が導入…16時間勤務、看護師不足で過酷な労働環境 [178716317]
日南病院の看護師
「ほわ~」
「寝られる環境になりますね。寝られそうですね。ここから涼しい風が来るので寝られそうです。勤務中は浅く寝て起きるのですが、体が楽かなって思います。深く寝ると寝起きが大変かな」
看護師も納得の造りのようです。
ただ、立って寝るよりも寝転がって寝る方がしっかり休めるような気がしますが…
日南病院 濵田紀宏 病院長
「患者さんはいつ・何が病院の中で起こるかわかりませんので、
(看護師は)起きたらすぐ仕事を始めることがどうしても必要となってくる。業務の能率ですね、上げるためには必要かなと思います」
現在、この病院には43人の看護師が所属していますが、理想はあと10人必要で、看護師の数は不足しているそうです。
二交代制であれば16時間勤務という過酷な労働環境ですが、効果的に体を休めることができ、限られた人数で業務効率を上げようと導入したのがこのボックスだった、というわけです。
日南病院 濵田紀宏 病院長
「通勤の時に寝落ちして事故を起こしたりとかで、スタッフ自身に大きな被害が及ばないようにするということが私たちの責務だと思う」
そして、他の先進国に比べ睡眠時間が短い日本ですが、近年では海外に習って仮眠を導入する大手企業が増えていて、
広葉樹合板も堂々と仕事中に仮眠ができる文化をもっと日本に浸透させていきたいと意気込みます。
広葉樹合板 山口裕也 社長
「24時間、時間に不規則な現場、例えばコールセンターであったり、鉄道・電鉄系ですね。そういった方々の一助になるような部分で使っていただきたい」
ちなみに、価格は1台330万円から。
現在、台湾などからも問い合わせがあるようで、日本発の仮眠ボックスは働く日本人を支える存在となるのか注目です。
アホかよ床で寝たら0円やろwww
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