「首相難しいか」「勢いある別の政党と」公明連立政権離脱　高市早苗氏地元の奈良では…

公明党が自民党との連立政権からの離脱を決めたことを受け、自民の高市早苗総裁の地元奈良では、さまざまな声が上がった。

奈良市のJR奈良駅前に買い物に来ていた同市の無職男性（76）は、「有権者は『政治とカネ』に不信感があるのでは。ずっと自民党に投票してきたが、『政治とカネ』問題で票を入れるのをやめた」と話した。公明は首相指名選挙で高市氏に投票しないとしており、「高市氏に首相になってほしいという期待感はあるが、難しくなったんだろうな」とつぶやいた。

一方、自公連立政権では高市氏が望む政策を実行できないと感じていたという奈良県御所市の会社員、川端好さん（39）は「同じ志を持つ勢いのある別の政党と連立する方が政権に新しい風が吹くはず。新しい政治の始まり、として大いに期待する」と話した。

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