玉木内閣が誕生したところで短命に終わる
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臨時国会での首相指名選挙をにらみ、多数派工作の動きが始まっている。
「野党の第1党、第2党、第3党、足し算すると自民党の196を上回る」
立憲民主党の野田代表は12日のテレビ番組でこう語った。立民、日本維新の会、国民民主党がまとまれば、野党から首相を出せるとの見方を示したものだ。
衆院では、立民の148議席に、維新と国民民主の議席を合わせれば計210議席となる。公明党が自民との連立解消を決めたことで、数字上は自民の196議席を上回る。
首相経験者の野田氏は政権交代にこだわりを持つ。
非自民政権への交代を成し遂げたのは、8党派による1993年の細川連立政権と、2009年の民主、社民、国民新の3党連立政権しかない。野田氏は自公の連立解消を「十数年に1度の政権を取るチャンス」とし、維新や国民民主に協議を呼びかける。
立民は野党の首相候補として、国民民主の玉木代表を想定する。野党党首の中で存在感を高める玉木氏なら、維新を含む野党が一本化できるとの判断からだ。
当の玉木氏は「立民が勝手に名前を書くのはやめてほしい」と周囲に戸惑いを語るが、最近は「内閣総理大臣を務める覚悟はいつでもある」と公言するようになった。ただ、立民との連立には拒否感が強く、「首相は単なる足し算で選ぶものではない」と話す。
野党連携の課題となるのは、安全保障やエネルギー政策だ。立民は内閣が手がけた安全保障法制の「違憲部分の廃止」や、「原発ゼロ」を掲げており、玉木氏は「安全保障やエネルギー政策で一致できなければ、政権を共にするのは難しい」と指摘する。国民民主は安保協力の強化や原発再稼働を主張している。
数合わせで誕生した過去の連立政権は、短命に終わった。細川連立内閣は38年間の自民党政権に終止符を打ったものの、8か月で瓦解した。野田氏が首相を務めた民主党政権も3年3か月で幕を閉じた。
「民主党政権では混乱が生じ、日米関係に大きな亀裂を入れてしまった」
玉木氏は11日、沖縄県の米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設を巡り、日米関係の悪化や社民の連立離脱を招いたことへの反省を口にした。
維新は野党連携に呼応する姿勢を見せる一方、自民への協力も探っている。
自民総裁選での小泉農相の勝利を念頭に、連立に前のめりの意見もあったが、高市総裁の就任後は様子見に転じた。藤田文武共同代表は「政権を担うには国家の基本政策で合意がなければ難しい」と野党間連携には消極的だ。党幹部は「自民と維新が手を結ぶ道もある」という。
四半世紀にわたる自公連携が幕を下ろし、国会では数合わせの思惑が交錯する。政権構想を置き去りにした「野合」となれば、迷走を続けた民主党政権の二の舞いになりかねない。(政治部 松下正和)
引用元: ・玉木内閣が誕生したところで短命に終わる [662593167]
立憲がやろうとしていることは無駄
今の状況で立民に風が吹くとはとても思えないんだよなあ
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