自民党、14日午後に両院懇談会　公明党の連立離脱や党運営が論点

自民党は14日午後、党本部で党所属の国会議員が参加する両院議員懇談会を開く。高市早苗総裁が公明党が連立政権から離脱した経緯や、党運営の方針について説明する見通しだ。議員の意見を聞き取り、党の結束につなげる狙いがある。

高市氏は10日の会談で、公明党の斉藤鉄夫代表から連立離脱を告げられた。会談後、記者団に「一方的に伝えられた」と主張した。選挙協力も白紙になったため、次期衆院選に向けて戦略の練り直しを迫られる。

今月下旬にも召集される臨時国会で首相指名選挙を予定する。高市氏は自らが指名されるための道筋を説明するとみられる。

衆院の会派別勢力で自民党の会派は196議席にとどまる。立憲民主と日本維新の会、国民民主3党が統一候補を立てると会派の勢力は計210議席となり自民党を上回る。

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