【産業】観光SL、運行継続に黄信号　復活から半世紀　アクシデント多発に老朽化、コスト増の波

ただ、SL復活から約半世紀。車齢がかさみ、運行継続に厳しさが増しているのも確かだ。いち早くよみがえったC11－227、C57－1が数年前から修理、検査で休止中という現状が、それを表している。ほかにも、JR九州の「SL人吉」が機関車の老朽化で令和6年3月で運行終了。JR東日本のD51形498号機は脱線事故で離脱中。そのほかのSLにも故障が相次いでおり、コストが重くのしかかる。SLの継承を鉄道会社の社会的使命としてとらえ、維持体制を構築しているJR西日本、SL3両を擁する東武鉄道などが持つ体力、熱意がさらに必要になってくる。

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https://www.sankei.com/article/20251014-UHMFURFXINJSRDBB4FZRKMFMQU/