元十両 若麒麟を逮捕 歌舞伎町で“大麻リキッド”所持の疑い

大相撲の元十両力士・若麒麟が、東京・歌舞伎町の繁華街で、大麻成分を含む液体を隠し持っていたとして逮捕されたことが捜査関係者への取材でわかりました。
警視庁の調べに対し、容疑を否認しているということです。

逮捕されたの、元十両力士の若麒麟で自称プロレスラーの、本名・鈴川真一容疑者（４２）です。

捜査関係者によりますとことし５月中旬、新宿区歌舞伎町の繁華街で「大麻リキッド」と呼ばれる大麻成分を含む液体およそ０.１グラムの入った容器１本を所持したとして、麻薬取締法違反の疑いが持たれています。

道路脇に駐車中の車の中にいた容疑者に警察官が職務質問をしたところ、ズボンのポケットから液体の入った容器が見つかり、中身の鑑定を行った結果、大麻成分が含まれていることがわかったということです。

調べに対し「合法だと思った」などと容疑を否認しているということです。

尿検査の結果、大麻を使用していた疑いもあるということで、警視庁が入手経路などについて詳しく調べています。

鈴川容疑者は現役時代の２００９年に大麻を所持した罪で起訴され、日本相撲協会を解雇された後、執行猶予のついた有罪判決を受けていました。