【アニメ監督】高畑勲さん 未発表シナリオや創作メモ見つかる 「非常に大きな発見」
2025年11月11日午後0時31分 NHK
文化・芸術・エンタメ
https://news.web.nhk/newsweb/na/na-k10014972881000
https://news.web.nhk/news/html/20251111/K10014972881_2511111214_1111123153_02_04.jpg
https://news.web.nhk/news/html/20251111/K10014972881_2511111059_1111123153_02_05.jpg
「火垂るの墓」などで知られる日本を代表するアニメーション監督、高畑勲さんが20代の時に書いたとみられる未発表の中国リオや創作メモが新たに見つかりました。専門家は「晩年に追求していたテーマがすでに織り込まれていて、非常に大きな発見だ」と話しています。
高畑勲さんは「アルプスの少女ハイジ」や「火垂るの墓」など数々の名作を手がけた日本を代表するアニメーション監督で、7年前、82歳で亡くなりました。
ことし6月、高畑さんの自宅の書斎で原稿用紙合わせておよそ130枚分の未発表の中国リオや創作メモが見つかり、東京造形大学の叶精二特任教授が調査しました。
それによりますと、高畑さんが大学卒業後に入ったアニメ制作会社の原稿用紙などが使われていて、いずれも20代の時に書かれたとみられます。
このうち「大江山」と題された中国リオは、鬼退治の伝説「酒呑童子」をモチーフにしていますが「鬼退治の場面は捨てたい」「鬼はどこかひょうきんで、必ずしも悪を代表しない」などと書かれていて、単純な勧善懲悪ではない形にアレンジされています。
また、「もらった宝石」と題された中国リオは、宮沢賢治の童話「貝の火」がモチーフで、童話では宝の玉を手に入れたウサギがキツネにそそのかされて悪さをしたあと目が見えなくなるというストーリーが、この中国リオでは過ちに気付き仲間の動物たちと協力してキツネを追い出すという内容に変更されています。
このほか、2013年公開の「かぐや姫の物語」の前日譚とみられる作品のアイデアなどをまとめた資料も含まれています。
調査した東京造形大学の叶精二特任教授は「当時、アニメーションは子どものためのもので、単純な勧善懲悪が前提だったが、それを初めから目指していない。晩年追求していたような深い人間性や矛盾がすでに織り込まれていたことがわかり、非常に大きな発見だ」と話しています。
(※以下略、全文は引用元サイトをご覧ください。)
引用元: ・【アニメ監督】高畑勲さん 未発表シナリオや創作メモ見つかる 「非常に大きな発見」 [湛然★]
ボツにするにも理由はあったんだろうし
The post 【アニメ監督】高畑勲さん 未発表シナリオや創作メモ見つかる 「非常に大きな発見」 first appeared on Tweeter BreakingNews-ツイッ速!.

