渡邊渚、「性を売っているくせに」の批判に猛反論…「性的搾取を悪だと思う日本社会になってほしい」
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渡邊渚【写真:荒川祐史】
元フジテレビアナウンサーの渡邊渚(28)が5日夜、インスタグラムのストーリーズを更新し、「性犯罪」に関するメッセージを投稿した。渡邊は今月2日、NEWSポストセブンで「『日本で多発する性的搾取』について思うこと」と題したエッセーを発表。目にした反響への感想をつづった。
渡邊は「性犯罪についてのエッセイ、文章をすべて読めば大半の方はわかると思いますし、海外の文献にも記載されていることなのでちゃんとした倫理観をお持ちの方は理解できるかと思いますが…」と切り出した。その上で、得た情報を基に思いを伝えた。
「『スウェーデンなど北欧の方が性犯罪の数が多い』のは、数字的にはそうですが、それは性犯罪と認定される範囲が広く、痴漢も盗撮も、不同意性交も、性犯罪になるからです。一方、日本は数としては少なく見えるだけで、そもそも性犯罪とされることへの範囲は狭く、また被害届を出せない人が多いのが現状です。性犯罪の被害に遭ったことのない日本人男性にはわからないのかもしれませんが、女性にとって、日本はとても安全な国とは言えないですよ。『お持ち帰り』なんて言葉があるくらいですから」
そして、「今回、私が“買春を悪いことだ”と書いたら、反発している男性がちょこちょこいるそうで笑 これが日本の現状だよなーと改めて思いました。逆に多くの女性から共感や賛同をいただきました。10年20年経って、男女平等で、性的搾取を悪だと思う人で構成される日本社会になってほしいです」と呼びかけた。
渡邊は昨年8月にフジテレビを退社。今年に入り、フォトエッセー、写真集を発売し、セクシーショットも披露している。その状況も踏まえた反論も展開した。
「あと、私が写真集を出していることを引き合いにして、性を売ってるくせにフェミニストぶるなと言っている方もいるようですが…『おまちかねの!珠玉の!渾身の下着!』というようなタイトルで自分からリリースを出したことはありません笑 二次的にメディアやネットニュースが書いた文章であって私はそういった意味でやっていません。偽情報を鵜呑みにしないように皆様お気をつけくださいね」
さらには「いつも様々な矢が飛んでくることを想定し、傷つく覚悟で書いていますが、現実にがっかりすることも多々あります。でも、この一年、私はずーっといってますが、“誰かが言わないと何も変わらない”と思うので、これからも臆することなく書いていきます」と宣言。「間違っていることに間違っていると言える世の中であってほしいし、未来に生きる人たちに同じような思いをしてほしくない、そんな悪しきルールを継承させたくないです」との決意を示した。
渡邊はフジテレビ在職中の23年6月に体調を崩し、同7月に入院。長期療養を経験した。そして、退職1か月後の24年10月にPTSD(心的外傷後ストレス障害)を患っていたことを初告白。同11月にはENCOUNTのインタビューに応じ、退職までの経緯、抱えていた葛藤を告白の上、「特定の食べ物を見るとトラウマを思い出し」などと語っていた。
引用元: ・渡邊渚、「性を売っているくせに」の批判に猛反論…「性的搾取を悪だと思う日本社会になってほしい」 [582792952]
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